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「当然。我が美しく聡明な毒の君の右腕として、きちんと役割は果たしてきたつもりだよ。」
ルーク先輩はニコニコしながら手をヒラヒラさせた。わたしははあ、と大きくため息をついた。ポムフィオーレ寮、手際よすぎるよ。
と、ルーク先輩はその細い目で、私の両脇を興味深そうに眺めていた。その視線に気づいて、ああ、と紹介する。
「彼ら、今日からしばらく私の家……オンボロ寮に住むことになった人たちです。」
「ワオ、入学式で騒ぎを起こしていた君たちが？」
ルーク先輩の言葉に、彼は小さな声で「すみません……」と頭を下げ、モンスターは「オレサマは悪くねーんだゾ！」とぎゃあぎゃあ騒ぐ。
「……けれどAくん、君がここに住んでいたのは元々、寮内で下卑た男に襲われたら……という話ではなかったのかな」
「何かされそうになったら魔法を使っていいと学園長から言われています。それに、私は2階を……彼らには1階を使っていただきますし、学園長も少しの間、と言っていましたし……リドル寮長になんて言われるかはわかりませんが……」
「ふうむ……」
ルーク先輩はしばらく目を閉じ考える素振りを見せてから、ぽん、と拳を手のひらに載せる仕草をした。
「1階は埃まみれだろう、私にもぜひ彼らが住めるように手伝わせてくれないか」
「え？でも、そんな。ルーク先輩に掃除の手伝いなんてさせたら今度こそヴィル先輩になんて言われるか」
「君の住む寮をもっと美しくする手伝いをさせておくれよ。……ところで君たち、私はポムフィオーレ寮のルーク・ハント。よければ名前を教えてくれるかい」
彼は小さな声で恥ずかしそうに、「ユウ、です」と呟いた。
モンスターは最強の魔法士だのなんだのと付け加えた後に「グリム様なんだゾ！」と騒いでいた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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リュウ(プロフ) - ayaさん» こちらこそお読みいただきありがとうございました！楽しんでいただけたのなら何よりです♪ (2021年5月29日 3時) (
レス) id: 0164172c9d (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - めっちゃ良きルークさんありがとうございました！！！ 過去はわからないのですが最高でした！ (2021年5月24日 1時) (レス) id: 739f2b6295 (このIDを非表示/違反報告)
リュウ(プロフ) - 、さん» 、様、ご指摘大変ありがとうございます。ご指摘頂けなかったら気づけないままでした。ご不快な思いをさせてしまい申し訳ありません。今一度、規約を読み直しました。他にルール違反をしないよう精進して参ります。コメントありがとうございます。 (2020年5月28日 12時) (レス) id: 4f9eddeefa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リュウ | 作成日時：2020年5月18日 2時
