◇76 ページ6
｢!!ぇ…？｣
カメラに映ってた人物を見て、俺の身体は一気に強張った
カメラに気付いてこっち見とるけど…
俺はインターホンにすぐには出んかった
ｺﾞﾝｺﾞﾝｯ
伊東｢藤井？おるんやろ？｣
｢!!ぁ…｣
伊東｢はよ出てこい｣
｢っ｣
伊東が玄関前から大きな声を出してきて
俺はゆっくりと玄関に向かった
ｶﾞﾁｬ
伊東｢おるやん。何ですぐ出なかった？｣
｢…伊東…さんが何で、ここに？｣
伊東｢いくら電話しても出ないからな。お仲間に聞いてここに来た｣
……え？お仲間って…皆？
どういうこと？皆が教えるなんて…
伊東｢偉そうに反抗してきたから、ちょっと俺自ら痛い目に合わせて無理矢理教えさせたんや｣
｢!!っ！誰をっ｣
伊東｢……重岡と小瀧のどっちか聞くんやなくて、誰をって聞くんやな｣
｢!!ぁ…｣
嵌められた……いや、ちゃう
俺が口を滑らせてもうた
ｺﾞｯ
｢っ、ごほごほっ｣
伊東｢…皆に言うたんやな？この前お仲間がおかしいって思ったのは間違いなかったんや｣
｢っ｣
伊東｢……しんでへんし、皆に教えとるし、お前何したいん？なぁ？｣
｢ぁ…(震｣
ｶﾞｯ
伊東がもう一発俺を殴った後、俺の顎をもって俺と目線を合わせる
近くにある伊東の顔を見て、俺の身体は震えて怯えとった
淳｢!!何してるん？｣
｢!!じゅ、太…｣
伊東｢…そういえばお前は今日休みやったな｣
淳｢伊東さんが何でここにおるんですか？ここ、誰にも教えてへんのですけど｣
そう言いながら淳太は俺と伊東の間に入る
そして、震えとる俺の手を握ってくれた
｢淳太……ごめ、なさいっ｣
伊東｢お前らもう俺が犯人やって知っとるんやろ？
藤井が口を滑らせたわ｣
淳｢!!｣
｢ごめんなさいごめんなさいっ｣
淳｢流星。大丈夫やから。ずっと隠せるほど甘くないとは思っとったし｣
伊東｢ほぉ〜…｣
淳｢…流星に近付くなや。仲間にも。
そうやって余裕そうな顔しとれんのも残り僅かやで｣
伊東｢……｣
ｶﾞｯﾄﾞｻｯ
｢!!淳太っ!!｣
淳太が伊東に殴られて横に倒れた
俺が淳太に駆け寄ろうとしたら伊東が俺の腕を掴んで止める
伊東｢…まぁ今日は藤井がおるかの確認だけやから帰ったる。
けど、忘れるな？お前は逆らいへん｣
流｢っ｣
伊東｢あの宣言や恐怖だけやないで？
話題に出さないからお前忘れとるのかもしれんけど……写真(ﾎﾞｿｯ｣
｢!!ぁ……｣
.
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メイ@(プロフ) - yuinayuina0128さん» 読んでいただけただけでなく、こちらの作品にもコメントをしていただけるなんて…本当にありがとうございます!!そう言ってもらえて嬉しいです^_^ (2020年5月4日 20時) (
レス) id: 916c217cc7 (このIDを非表示/違反報告)
yuinayuina0128(プロフ) - めっちゃ感動しました!!めっちゃ泣きました。笑 次のお話楽しみにしてます！もうでてるかもしれないですけど！笑 (2020年5月4日 19時) (レス) id: d6cfde0590 (このIDを非表示/違反報告)
メイ@(プロフ) - みたらしさん» ありがとうございます!!そう言ってもらえて凄く嬉しいです！こちらこそ、作品を最後まで読んでいただき、ありがとうございました (2020年1月13日 21時) (レス) id: befb812998 (このIDを非表示/違反報告)
みたらし - 本当に感動しました(泣)とても、いい作品でした！更新、お疲れさまでした。 (2020年1月13日 20時) (レス) id: 78aa7cde15 (このIDを非表示/違反報告)
メイ@(プロフ) - 鞠莉さん» ありがとうございます！新作はもう投稿されているので、気が向いたら読んでやってください。 (2019年8月17日 23時) (レス) id: befb812998 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メイ@
| 作成日時：2019年6月6日 13時
