◇98 ページ28
流星side.
望｢っ…ごほごほっ…｣
｢やめっ｣
古谷｢この程度、お前が受けとったのに比べたら全然やろ｣
望｢こ、ぃつの言う通りやっ…大、丈夫やからっ｣
古谷｢ほらな？｣
ｺﾞｯｶﾞｯ
目の前で古谷に望が殴られ続けとる
古谷一人でも、どれだけ辛いか知っとる…
それに、望は伊東に脇腹をっ…血が出とるっ
望だけやなくて、しげや照史…他の皆も俺のせいでっ
ｺﾞｯ
望｢っ…っ……ぁﾞ｣
古谷｢もう終わりか？｣
流｢やめっ、はっ…お願っ……っ(泣｣
皆が傷つくのは嫌なのにっ
やめてほしいのにっ…俺の身体は俺の言うことを聞かへん
伊東｢…おい｣
｢!!っ…ぁ……はっ｣
望に近付いてくる伊東を見て、伊東が何をしようとしとるのかすぐに分かった
このままやと望がっ…
動いてやっ
ﾋﾞｭｯ
伊東｢!!うるさい奴やな…｣
重｢っ｣
｢!!｣
しげが伊東に後ろから殴りかかって
それはかわされてもうたけど、しげは殴りかかった勢いで俺と望の方に来て
俺らと伊東の間に立つ
伊東｢そんなに構ってほしいなら先にやったるわ｣
望｢し…げっ｣
｢アカンっ｣
伊東がしげに近付いとるっ
動いてやっ…お願いやからっ、今だけでもっ
＜重｢流星!!｣＞
｢〜〜〜〜っ！｣
伊東｢…ほなサヨナラ｣
しげっ
ｻﾞｸｯ
重｢りゅ、せ…？｣
流｢っ…｣
伊東｢…まだ動けたんや｣
ﾄﾞｻｯ
重｢流星っ!!アカンっ！流星っ!!｣
しげの焦っとる声が聞こえる…
俺は身体に力を入れて立ち上がって伊東としげの間に割って入った
なんとか間に合った……
しげが刺されんで良かった……
ｽﾞｷｯｽﾞｷｯｽﾞｷｯ
｢っ……ぁ、はっ｣
重｢流星っ!!(泣｣
望｢嘘やん…？(涙目｣
｢……俺、せいで……ごめっ…｣
重｢喋んな!!｣
しげが俺の傷口を抑えてくれとる
それでも、刺された腹部からの出血は止まらん
伊東｢…勝手に動きやがって｣
古谷｢どっちにしろ、藤井ももう限界だったから良いんじゃないか？
また新しい道具探せば｣
伊東｢…せやな｣
重｢っ！ふざけんなっ(怒｣
痛みでボヤける視界で伊東の方を見ると、再び伊東がナイフを構えて
しげと望に向かってきとる………
逃げてっ…
そう声に出そうとした時やった
ｶﾞﾝｯﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯ
伊東｢…あ？｣
古谷｢何だ？｣
バンッ
『動くなっ!!』
全員『!!』
.
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メイ@(プロフ) - yuinayuina0128さん» 読んでいただけただけでなく、こちらの作品にもコメントをしていただけるなんて…本当にありがとうございます!!そう言ってもらえて嬉しいです^_^ (2020年5月4日 20時) (
レス) id: 916c217cc7 (このIDを非表示/違反報告)
yuinayuina0128(プロフ) - めっちゃ感動しました!!めっちゃ泣きました。笑 次のお話楽しみにしてます！もうでてるかもしれないですけど！笑 (2020年5月4日 19時) (レス) id: d6cfde0590 (このIDを非表示/違反報告)
メイ@(プロフ) - みたらしさん» ありがとうございます!!そう言ってもらえて凄く嬉しいです！こちらこそ、作品を最後まで読んでいただき、ありがとうございました (2020年1月13日 21時) (レス) id: befb812998 (このIDを非表示/違反報告)
みたらし - 本当に感動しました(泣)とても、いい作品でした！更新、お疲れさまでした。 (2020年1月13日 20時) (レス) id: 78aa7cde15 (このIDを非表示/違反報告)
メイ@(プロフ) - 鞠莉さん» ありがとうございます！新作はもう投稿されているので、気が向いたら読んでやってください。 (2019年8月17日 23時) (レス) id: befb812998 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メイ@
| 作成日時：2019年6月6日 13時
