◇88 ページ18
流星side.
｢………っ……また違う…｣
伊東達に殴られ続けて気を失って…
目を覚ましたら違う部屋にいることがよくある
俺が意識ない間に、建物を移動してる…？
毎回窓がない部屋に閉じ込められるから、あれから何日経っているのか正式には分からないけど…
もし、1日毎に移動しとるとしたら……
｢……8日か…｣
ｶﾞﾁｬ
伊東｢今日は起こさなくても自分で起きたんやなぁ｣
荒木｢お前今日イラついてたから良かったな｣
古谷｢というわけで……簡単に気を失うなよ？｣
ｶﾞｯｺﾞｯ
ﾄﾞｻｯ
｢うﾞ…げほげほっ｣
伊東｢まだまだ足りんわ｣
荒木｢お前のお仲間のせいでイライラしてるんだから付き合えよ？｣
｢？み、な…？｣
古谷｢お仲間が俺らのこと嗅ぎ回ってる｣
伊東｢ほんま鬱陶しいわ｣
皆が俺を探してくれとるってこと…？
濱ちゃんは大丈夫なん？
他の皆は何もされてないん？
皆を心配する反面、皆が俺を探してくれとると思ったら
少しだけ心が軽くなって、それが顔に出てもうた
伊東｢…そういや、お前は俺が何者か知らんかったな｣
｢！え…？｣
荒木｢…見せるのか？｣
伊東｢まだ仲間達に希望をもっとるみたいやからな｣
そう言って伊東がタブレットを持ってきて俺に画面を見せてくる
何を見せられるん？
それを見たら伊東が何者か分かるん？
古谷｢…絶対吐くなよ｣
｢それどういう…｣
聞こうとした時、伊東が映像を流し始めた
最初はただ、夜中に帰っとる男性の後ろ姿やったんやけど………
《ｻﾞｼｭｯ》
｢!!ぇ……？｣
カメラが男に近付いたと同時に聞こえた聞きなれない音…
それと同時に倒れる男性…
倒れた後も音が聞こえて…聞こえる度に地面に何かが広がっていく
｢ぁ……っ｣
考えとるのと違うと願ったけど…
男性に光が当たるとどうじに広がっていたものが何か分かった
それは真っ赤で……男性はその中でピクリとも動かない
そして、カメラが移動して映ったのは
真っ赤になっとるナイフを持って不気味に笑っとる伊東の姿
｢〜〜っ！うﾞぇぇぇぇぇ｣
ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ
古谷｢あーあー。やっぱ吐いたわ｣
｢げほげほっ…はっ、これっ…て｣
荒木｢察しの通り。何も思い付かないほど馬鹿ではないだろ？｣
………伊東は人殺し……？
そこまでの奴やったん…？
何でこんな奴が野放しに……いや、それより…………
.
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メイ@(プロフ) - yuinayuina0128さん» 読んでいただけただけでなく、こちらの作品にもコメントをしていただけるなんて…本当にありがとうございます!!そう言ってもらえて嬉しいです^_^ (2020年5月4日 20時) (
レス) id: 916c217cc7 (このIDを非表示/違反報告)
yuinayuina0128(プロフ) - めっちゃ感動しました!!めっちゃ泣きました。笑 次のお話楽しみにしてます！もうでてるかもしれないですけど！笑 (2020年5月4日 19時) (レス) id: d6cfde0590 (このIDを非表示/違反報告)
メイ@(プロフ) - みたらしさん» ありがとうございます!!そう言ってもらえて凄く嬉しいです！こちらこそ、作品を最後まで読んでいただき、ありがとうございました (2020年1月13日 21時) (レス) id: befb812998 (このIDを非表示/違反報告)
みたらし - 本当に感動しました(泣)とても、いい作品でした！更新、お疲れさまでした。 (2020年1月13日 20時) (レス) id: 78aa7cde15 (このIDを非表示/違反報告)
メイ@(プロフ) - 鞠莉さん» ありがとうございます！新作はもう投稿されているので、気が向いたら読んでやってください。 (2019年8月17日 23時) (レス) id: befb812998 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メイ@
| 作成日時：2019年6月6日 13時
