◇83 ページ13
重岡side.
病室を走って出ていった流星を見て
俺らもすぐに流星を追った
やけど、見失ってもうて……少ししたら病院の外で見つけたんやけど…
伊東達と一緒におってん
｢流星から離れろや！｣
流｢!!んぐっ、んﾞ〜〜〜｣
全員｢流星!!｣
いきなり流星の口を布で塞いで、3人係で流星をすぐ近くの車に運び入れようとする
途中、意識がなくなったのか、流星の抵抗がなくなってぐったりしとった
淳｢っ、アカンっ!!｣
神｢待てっ！｣
照｢行かせへん！｣
走って助けに行くけど…
俺達から車まで少し距離があって
流星を乗せると同時に、車が動き出す
望｢流星を返せや!!｣
｢流星っ!!｣
走り出した車を追いかけるけど…
当然車に追い付けるわけがなく
伊東達に流星は連れていかれてもうた＿＿＿＿……
『……犯人の顔を見ていないんですね？』
淳｢…はい｣
あの後…
俺らの様子を見てただ事じゃないって思った人が警察に連絡した
そして今、淳太が中心になって警察に説明してくれとる
『人数は？』
淳｢…分かっとるだけでも最低4人です｣
照｢4人？｣
神｢俺らが見た3人と、運転手｣
『……皆さん。藤井さんから以前の暴行の件で何か聞きましたか？』
｢何かって…？｣
今おる警察の人は、前に流星が腹腔内出血で病院に運ばれた後に来た警察の人
伊東達の身代わりを捕まえた人でもある
『暴行の容疑で捕まえた3人、黙秘を続けてます。
それに……話を聞こうとしている間にあの3人が藤井さんと同じ感じがしてきました』
望｢同じ感じって………怯えとるってことですか？｣
『そうです。犯人の名前を聞こうとした時の藤井さんの雰囲気が似ています』
…それはそうや
その人らは実際に流星に何もしとらん
伊東に脅されて、逆らえんかったから身代わりとして警察に捕まった人ら
神｢…俺らは何も聞いてません。聞いたら過呼吸になってまうから聞けないんです｣
『……そうですか。とりあえず我々警察は、犯人と藤井さんの捜索に全力を尽くします』
警察がいなくなり、俺らは濱ちゃんの病室に戻る
神｢…警察に言わんで良かったん？｣
淳｢…警察を100%は信用しとらん。それに相手は伊東達や。
俺らが犯人ばらしたって知ったら流星をどうするか分からへん｣
望｢流星っ(泣｣
｢〜〜っくそっ！｣
助ける言うたのにっ
何も出来ずに目の前で連れていかれてもうたっ………
.
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メイ@(プロフ) - yuinayuina0128さん» 読んでいただけただけでなく、こちらの作品にもコメントをしていただけるなんて…本当にありがとうございます!!そう言ってもらえて嬉しいです^_^ (2020年5月4日 20時) (
レス) id: 916c217cc7 (このIDを非表示/違反報告)
yuinayuina0128(プロフ) - めっちゃ感動しました!!めっちゃ泣きました。笑 次のお話楽しみにしてます！もうでてるかもしれないですけど！笑 (2020年5月4日 19時) (レス) id: d6cfde0590 (このIDを非表示/違反報告)
メイ@(プロフ) - みたらしさん» ありがとうございます!!そう言ってもらえて凄く嬉しいです！こちらこそ、作品を最後まで読んでいただき、ありがとうございました (2020年1月13日 21時) (レス) id: befb812998 (このIDを非表示/違反報告)
みたらし - 本当に感動しました(泣)とても、いい作品でした！更新、お疲れさまでした。 (2020年1月13日 20時) (レス) id: 78aa7cde15 (このIDを非表示/違反報告)
メイ@(プロフ) - 鞠莉さん» ありがとうございます！新作はもう投稿されているので、気が向いたら読んでやってください。 (2019年8月17日 23時) (レス) id: befb812998 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メイ@
| 作成日時：2019年6月6日 13時
