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side.なし
龍太｢…規、龍規！｣
龍規｢！あ、すまん｣
龍太｢……時間やから戻るぞ｣
今は看守長による看守の訓練の時間
だが、龍規はそれが嫌で何もないように少年院の入り口の見張りを率先してやっていた
それに龍太も着いてきている為、皆とは前ほど関わることはなかった
龍太｢そんなボーっとしてたら見張りの意味ないやろ｣
龍規｢…すまん｣
龍太｢昨日の神山の見張りから変やけど、何か話した？｣
龍規｢…それは…｣
そこに
『藤井の弟の嘘、お前が考えたのか』
『まぁな。あの藤井の焦った顔面白かったわ』
龍規｢？｣
『看守のくせに酷い奴。
よく思いついたな。藤井の唯一の弟が事故で危険なんて』
龍規｢!!｣
『看守長の指示だからな』
龍規｢それどいうことやねん！｣
龍太｢龍規！｣
訓練終わりの看守の話が聞こえてきて
龍規は話していた看守の肩を掴んだ
龍規｢藤井の弟の事故嘘やったんか!?｣
『…離せや』
龍規｢何でそんな酷い嘘…｣
浜中｢何しとるんや｣
そこに看守長がやってきて
龍規達はすぐに姿勢を整えて看守長の前に並んだ
そして、看守の一人が今のことを説明する
浜中｢あぁ。藤井のことか｣
龍規｢何で嘘ついたんですか？｣
浜中｢暇潰しや｣
龍規｢は…？｣
浜中｢ゲームや！藤井の件と刑期の延長…
それらを合わせた結果、アイツらがどんな行動に出るか…
どう俺を楽しませてくれるか楽しみやねん(妖笑｣
龍規｢何言って…｣
龍太｢…それで、何か大きなことを起こしたらどうするんです？｣
浜中｢最高やないか。全員を好きなように出来るんやから｣
そう言って看守長と看守達もいなくなり、
この場に残っているのは龍規と龍太のみ
龍規｢…こんなのおかしすぎる。このままじゃ神山だけやなくて、将也や他の皆も…｣
龍太｢将也は俺らが守ればええ｣
龍規｢将也だけやなくて他の皆も守らないと！
神山やって…昨日、今日見た時ボロボロやった。このままほっといたら…｣
龍太｢…あの看守長に逆らったらどうなるか分からへんぞ｣
龍規｢……昨日神山に言われた通りや｣
龍太｢？｣
龍規｢……『看守長に逆らえんくて、掌で遊ばれとる。お前も俺らと変わらん。囚われとる』｣
龍太｢!!｣
龍規はそう言うと、悲しそうな顔をして先にいなくなった
龍太は自分でも何故か分からないが
すぐにその場を動くことが出来なかった＿＿＿＿……
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メイ@(プロフ) - みさこさん» ありがとうございます!!私も緑色ジャス民です。同担の人に好きって言ってもらえて嬉しいです(*^^*) (2019年11月20日 5時) (
レス) id: befb812998 (このIDを非表示/違反報告)
みさこ(プロフ) - 神ちゃん推しです。カッコよすぎ。この小説好きです。 (2019年11月20日 1時) (レス) id: 96340430ed (このIDを非表示/違反報告)
メイ@(プロフ) - ユウさん» 返信遅くなりました…(--;)ありがとうございます！投稿遅いですけど、許してくださいm(_ _)m (2019年6月22日 19時) (レス) id: befb812998 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 毎日のように読み返してます。ホントに面白いです。 (2019年6月15日 23時) (レス) id: c0566f4e53 (このIDを非表示/違反報告)
メイ@(プロフ) - ユウさん» ありがとうございますm(_ _)m今はこっちの投稿は後回しになってますが、地道にでも完結まで投稿していきます。 (2019年6月9日 12時) (レス) id: befb812998 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メイ@
| 作成日時：2019年5月3日 18時
