�� ページ28
流星side.
重｢濱田のことはビックリしたな｣
｢…おん｣
飯の時間、濱ちゃんと中間、望から話された素の濱ちゃんのこと
最初は驚いたけど、別に嫌とは思わんかった
それに、リーダーのことも反対とは思わんかった
それは西房、東房の皆も同じやったみたいで
結果、俺らのリーダーは濱ちゃんに決定した
重｢この後、さっそく淳太と濱田と作戦会議やねん｣
｢……なぁ｣
『独房の様子見てこいって命令だ』
龍規｢…分かった｣
重流『!!』
看守の声が聞こえて、俺と重岡は咄嗟に隠れる
そこには昨日とかぜんぜん見なかった看守の龍規と龍太がおった
別の看守がいなくなった後、俺は飛び出して二人に駆け寄る
｢今から神山のところ行くん？｣
龍太｢!!藤井に重岡か。珍しい組み合わせだな｣
重｢神山、大丈夫なん？｣
龍規｢……今から確認してくる｣
｢…お前、前に殴られて倒れとった神山にハンカチ渡そうとしとったよな？
お前は看守長のやり方どう思っとるん？｣
龍規｢っ、俺は…龍太｢お前らには関係ない｣龍太…｣
龍太｢用事がないならさっさとそれぞれの房に戻れ｣
｢あ、おい！｣
他の看守達は明らかに変わっとるけど
あの二人は前と全然変わっとる気がせぇへん
アイツらだけはまともな気がする…
重｢…じゃあ俺は行くから｣
｢ちょお待て………お前、本当にええんか？脱獄…｣
重｢…ええに決まっとるやん｣
｢けど、お前、ここが好きやって…外が嫌いって｣
重｢…｣
｢ここ出たらどうするつもりなん？｣
重｢そんなん何とかなるって｣
そう笑って言うけど…
少ししか話したことない俺でも、いつもと違う笑顔なのは見て分かった
重｢…弟のところ、行くんやろ？｣
｢……ここを出たら、重岡も弟に会ってやってや｣
重｢!!ええの？｣
｢…おん｣
重｢なら、俺にも外に出る楽しみが出来たわ！｣
中｢大毅ー。行くで｣
重｢あ、おん。じゃあまた明日な｣
｢…明日｣
重岡が笑顔で手を振ってきたから、俺も軽く手を上げて答える
今のはいつもの重岡の笑顔の気がした
望｢流星おった！｣
｢望？｣
望｢流星に聞きたいことがあるねん！｣
今日見た重岡の笑顔…
その笑顔の裏であんなこと考えとったなんて気付かんかった
気付いとったらあんなことになっとらんかったんかな＿＿＿……
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メイ@(プロフ) - みさこさん» ありがとうございます!!私も緑色ジャス民です。同担の人に好きって言ってもらえて嬉しいです(*^^*) (2019年11月20日 5時) (
レス) id: befb812998 (このIDを非表示/違反報告)
みさこ(プロフ) - 神ちゃん推しです。カッコよすぎ。この小説好きです。 (2019年11月20日 1時) (レス) id: 96340430ed (このIDを非表示/違反報告)
メイ@(プロフ) - ユウさん» 返信遅くなりました…(--;)ありがとうございます！投稿遅いですけど、許してくださいm(_ _)m (2019年6月22日 19時) (レス) id: befb812998 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 毎日のように読み返してます。ホントに面白いです。 (2019年6月15日 23時) (レス) id: c0566f4e53 (このIDを非表示/違反報告)
メイ@(プロフ) - ユウさん» ありがとうございますm(_ _)m今はこっちの投稿は後回しになってますが、地道にでも完結まで投稿していきます。 (2019年6月9日 12時) (レス) id: befb812998 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メイ@
| 作成日時：2019年5月3日 18時
