�� ページ26
濱田side.
望｢濱ちゃんどこ行くん？｣
｢散歩。てか、その呼び方やめろって｣
房を出て外のベンチに座る
一気に色々起こりすぎて頭が着いていかへん
神山が独房に入れられて、俺らの刑期が伸びて、
脱獄が決まって…脱獄自体は反対やないんやけど……
｢…はぁ……何で俺やねん｣
＜神｢〜っ、濱田｣
｢神山っ｣
神｢…皆を任せる｣＞
あの時、神山に頼まれたから小瀧や皆を落ち着かせようとしたけど
てか皆勘違いしてんねん
この少年院来てから、極力皆と話さんようにして冷静なようにしとった……
けど、ホンマは…
｢全然冷静やないっちゅうねん！てか、ホンマのキャラと全然違うってのに…｣
俺はここに来てから本来の俺を隠しとった
｢リーダーなんて向いてへんって…｣
中｢濱ちゃん？｣
｢!!な、中間｣
中｢一人で何してるん？てか、何かいつもと違くない？｣
完全に油断しとった
普通誰か近づいてきたら気付くはずやのに
中｢もしかして、濱ちゃんってそっちが本当の濱ちゃん？｣
｢……誰にも言うなや｣
中｢何で？｣
｢俺自身、自分が嫌いやから｣
俺は自分で言うのもなんやけど、人当たりは良い方で人付き合いも良かった
けど、ある暴走族の頭に惹かれて、一緒におりたくて暴走族に入った
最初は弱かった喧嘩も次第に強くなったけど、余計な喧嘩をするのは嫌いやった
そんなある日…
頭が病気で亡くなってもうて、何故かしぬ直前に俺を次の頭に選んだ
余計な喧嘩嫌いやし、暴走族とかけ離れた性格のせいで皆猛反対
それでも頑張ろうと、前の頭の真似をして性格変えてみたけど
元の俺を知っとるから皆離れてって…残ったのは、俺を認めてくれた極僅かな人数
｢…こんなんやから、あんな大きかった暴走族は小さなって…
あの人の暴走族を俺が駄目にしたんや｣
中｢…｣
｢残ってくれた奴は慕ってくれとったけど、ある日別の暴走族に捕まって…
それでも俺は極力暴力は避けたかった
そうしてたらそいつが怪我させられて、流石に助けようと近くの石を投げた時
たまたま通りかかった小学生に当たって怪我させてしもうて…それで色々あってここにおるんや｣
…何で中間にこんな情けない話してもうてるのか自分でも分からん
中間は俺の話を聞いとる間何も喋らんかった
淳｢…その暴走族の頭だった人ってどんな人やったん？｣
｢え…？それは…………｣
.
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メイ@(プロフ) - みさこさん» ありがとうございます!!私も緑色ジャス民です。同担の人に好きって言ってもらえて嬉しいです(*^^*) (2019年11月20日 5時) (
レス) id: befb812998 (このIDを非表示/違反報告)
みさこ(プロフ) - 神ちゃん推しです。カッコよすぎ。この小説好きです。 (2019年11月20日 1時) (レス) id: 96340430ed (このIDを非表示/違反報告)
メイ@(プロフ) - ユウさん» 返信遅くなりました…(--;)ありがとうございます！投稿遅いですけど、許してくださいm(_ _)m (2019年6月22日 19時) (レス) id: befb812998 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 毎日のように読み返してます。ホントに面白いです。 (2019年6月15日 23時) (レス) id: c0566f4e53 (このIDを非表示/違反報告)
メイ@(プロフ) - ユウさん» ありがとうございますm(_ _)m今はこっちの投稿は後回しになってますが、地道にでも完結まで投稿していきます。 (2019年6月9日 12時) (レス) id: befb812998 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メイ@
| 作成日時：2019年5月3日 18時
