0日目�� ページ3
照史side.
ｶﾞﾗｯ
重｢…またきたん？｣
｢しg…大ちゃんおはよう｣
今日も入院中のしげの元に行く
しげは相変わらず俺達の知っとるしげと違うまま
昨日、医者にしげの状況を説明された…
＜『重岡さんは怪我はそれほど大きくないので退院はすぐに出来るのですが…
事故の衝撃で記憶喪失になっています』
神｢記憶喪失って…俺達のこと覚えてないんですか？｣
『はい。小さいころの記憶しかなく、そのことで中身も全てその頃に退行しているようです』
流｢…戻るんですよね？｣
『…分かりません。無理に思い出させようとすると脳に不可がかかる可能性があるので、
重岡さんに自身で記憶を取り戻してもらうしかないかと』＞
重｢……どうしたん？｣
｢!!なんでもないで？心配してくれたん？｣
重｢…急にだまるから…｣
｢優しいなぁ｣
俺らのこと警戒しとるはずなのに…それでも心配できる優しさ
それは小さいころからやったんやねぇ…
｢せや！大ちゃんに色々持ってきたんやで？｣
重｢？｣
しげの親に昔何が好きだったか聞いて、色々持ってきた
ほとんど興味持ってくれへんけど…一つだけ…
｢音楽好きなん？｣
重｢…おん｣
｢…よっしゃ！兄ちゃん歌ったるで！｣
しげが答える前に俺は子供が好きそうな歌を唄う
最初は暗かった顔がどんどん明るくなって…
重｢……す、ずごい歌じょうず！｣
｢!!せ、せやろ？こう見えてプロやからな！｣
今まで俺達を警戒して表情を表に出さんようにしとったしげが
歌で笑顔になってくれた
｢俺だけやないで？一緒におった兄ちゃん達も皆歌上手いねん｣
重｢そうなん？｣
｢…大ちゃんが皆に歌って言うたら喜んで歌ってくれるで？今日も後で来るから言ってみ？｣
重｢聞きたいっ！……！あ、でも…｣
｢…俺達は大ちゃんの嫌なことする人達やないからそんな警戒せんで？｣
重｢…ホンマ？｣
｢ホンマ。約束や！｣
重｢……うん。えーっと…｣
｢照史やで☆｣
重｢約束。照兄ちゃん｣
｢!!お、おん｣
…アカン。見た目は俺達の知っとるしげのままなんに…
めっちゃ可愛ええっ!!
中身が子供やとホンマに素直やから可愛く見えるんかな？
けど、何か…ちゃんと見とらんと心配やなぁ…
せや！良いこと思い付いた!!
＜なぁ、しげの記憶戻るまで
俺達全員でシェアハウスせぇへん？＞
皆から返信来たらジャニーさんとしげの両親に許可とらな！
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メイ@(プロフ) - はるさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです!! (2021年8月1日 17時) (
レス) id: 916c217cc7 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 凄く感動しました！ 最後のお墓参りのシーンでは、思わずでっかい愛が脳内で流れました。 (2021年8月1日 14時) (レス) id: 6528038aa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メイ@
| 作成日時：2019年4月17日 12時
