過去〜前〜 ページ15
sideなし.
これはしげこと重岡大毅の過去の話＿＿＿……
ｶﾞﾁｬ
重｢ただいまー!!｣
母｢お帰り。今日も学校楽しかったみたいね｣
父｢お帰り｣
重｢あー!!おとん今日はかえってくるの早い!!｣
父｢仕事早く終わってん。大ちゃん遊ぶか？｣
重｢!!あそぶ!!まっとって！｣
母｢家の中走り回らないの!!全く…｣
両親ととても仲が良く、
しげは誰がどう見ても幸せそうな家庭だった
重｢おとんおまたせ！｣
父｢おー｣
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
『○○さん。これ作りすぎたから食べて？』
母｢ありがとうございます。わざわざすみません｣
『いいのよ！私も色々貰ってるし』
重｢あ！こんにちわ!!｣
『こんにちわー。大毅くんはホンマに元気やねぇ』
母｢元気すぎて時々困りますけどね｣
苦笑いしながら話すもどこか幸せそうな母親の顔
父親も同じ表情をしており、しげも嬉しそうに笑う
家族皆も
近所の人達も
誰もがこの家族の幸せな日々は続くと思っていた＿＿＿＿……
『なぁなぁ大ちゃん！今週の土日ひま？』
重｢おん！ひまやで｣
『じゃあさ、俺の家でおとまりあるんやけどこおへん？』
重｢ええの!?｣
『大ちゃんもおったらたのしいし、来てや！』
重｢行く！今日きいてみるな？｣
『おん！』
しげは家に帰り、父親が帰ってくるとさっそくお泊まりについて相談した
二人は少し悩んだ後、頷いて
父｢迷惑かけたらアカンよ？｣
重｢かけへん！大人しくするもん!!｣
母｢お母さん達、土日出掛けるから家におらんから｣
重｢え？どこか行くん？｣
母｢ちょっとお父さんの実家にな。
日曜日の夕方には帰ってくるから、大ちゃんは友達の家で良い子に。
帰ってくるまで大人しく待っとるんやで？｣
重｢わかった!!｣
そして、待ちに待った土曜日…
母｢ちゃんとお友達のお母さんにそれ渡すんやで？｣
重｢分かったって！｣
父｢それじゃあ、行ってくるな？｣
重｢いってらっしゃい!!あっちのお菓子買ってきてな！｣
母｢はいはい(微笑｣
父｢ちゃんと買ってくるからな(微笑｣
しげに笑顔で手を振ってから実家へ向かった両親
しげも笑顔で手を振って見送った
その後、両親のことを全く気にせずに友達の家に向かう
けど……
しげが両親を見たのはこの日が最後だった＿＿＿＿……
6日目(大ちゃんside.)→
過去編の『〜中〜』『〜後〜』は今後間を開けて書いていきます。
6日目(大ちゃんside.)→←5日目(神山side.)��
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メイ@(プロフ) - はるさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです!! (2021年8月1日 17時) (
レス) id: 916c217cc7 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 凄く感動しました！ 最後のお墓参りのシーンでは、思わずでっかい愛が脳内で流れました。 (2021年8月1日 14時) (レス) id: 6528038aa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メイ@
| 作成日時：2019年4月17日 12時
