5日目(神山side.)�� ページ14
｢ごめんな？
大ちゃんは早く家に帰りたいのに、俺ら全然家見付けれんくて…｣
大｢!!あやまらんで？神ちゃんも、皆も気にしてくれとるのわかってるから｣
｢大ちゃん…｣
大｢最初はこわかったけど、今は皆大好きやし、皆がいるここの家も好き｣
｢おおきに｣
大｢…やけど、夜になるとこわくなるんや…
俺までいなくなったら家がっ…おかあさんがっ｣
｢大丈夫。大丈夫やから｣
大｢…ホンマ？(涙目｣
｢おん｣
大｢約束？｣
約束…その言葉に俺は一瞬固まる
大丈夫って嘘ついて…出来もしない約束をするのは………
大｢…神ちゃん？｣
｢!!…約束や。やから安心し？
それでも、夜怖くなったら頼って？
俺隣の部屋やから全然入ってきてええからな？｣
大｢…おん！ありがとう神ちゃん！｣
ｽﾞｷｯ
｢っ｣
結局約束してもうた…
俺を疑わないしげの笑顔に、俺は心が痛む
このまま…俺らといるときに楽しそうに笑っていられる今のまま
｢…それじゃあアニメ見よか？｣
大｢見る！神ちゃんもとなりで見よ？｣
｢ええよ｣
大｢このアニメ、ホンマにおもしろいんやで｣
｢それは楽しみやなぁ｣
……事実を知らないまま、記憶が戻って
元のしげに戻ることを願う＿＿＿＿………
神｢大ちゃん、そっちの皿取って？｣
大｢はい！｣
神｢おおきに。盛り付けする？｣
大｢やってみたい｣
ｶﾞﾁｬ
流｢ただいまー。お！大ちゃん、神ちゃんのお手伝いしとるん？｣
大｢おん。もりつけする｣
照｢おー。楽しみやなぁ｣
神｢はい大ちゃん。これら好きに盛ってや？｣
大｢わかった｣
楽しそうに盛り付けしていくしげ
そんなしげの様子を見とったら、いつの間にかのんちゃんが俺の真後ろに
望｢神ちゃーん。お腹すいたー今日のご飯何？｣
｢今日は唐揚げやで〜｣
望｢ホンマ!?やった！丁度食べたかってん！ありがとう神ちゃん♪｣
｢ちょっ！危ないやろ？｣
望がいきなり後ろから俺に抱きついてくる
ホンマ大きい子供やなぁ…
頭撫でてやっても全然嫌がらんし
ｸﾞｲｯ
｢大ちゃんどうした？｣
大｢…俺も｣
望｢!!何それ可愛ええ!!｣
しげが俺の服の裾を軽く引っ張って俺を見てくる
そんなしげを見てのんちゃんは更にテンションUP
淳｢のんちゃんうるさいで！｣
望｢やって！……も〜〜!俺が変わりに撫でたる！｣
大｢わっ！｣
｢キッチンで騒ぐんやないで〜｣
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メイ@(プロフ) - はるさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです!! (2021年8月1日 17時) (
レス) id: 916c217cc7 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 凄く感動しました！ 最後のお墓参りのシーンでは、思わずでっかい愛が脳内で流れました。 (2021年8月1日 14時) (レス) id: 6528038aa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メイ@
| 作成日時：2019年4月17日 12時
