15日目(望･照史side.) ページ35
望side.
濱｢望？どうやった？｣
｢…ちゃんとご飯食べて、食器だけ置いてくれとった｣
しげの部屋に朝食を取りに行ったら
部屋の前に空の食器だけ置かれとった
部屋の中に呼び掛けてみるも無反応で…
鍵は付いてへんから中に入れはするんやけど、俺には勇気がなかった
流｢しげの様子は？｣
｢…中には入ってへん｣
流｢…さよか｣
あんなに笑ってくれとったのに
昨日も凄く泣きそうな、悲しそうな表情で…
あんな表情のしげも…それにあんな辛そうな神ちゃんも…今まで見たことあらへん
＜重｢神ちゃ〜ん！助けてや〜!!｣
神｢うぉ!?いきなりなんやねん｣
｢あ〜!!神ちゃんに隠れるのズルいで!!｣
神｢しげ？また何かしたんやろ｣
重｢いや、なんも……ww｣
神｢笑っとるやん｣
｢も〜…しげはホンマ…｣
重｢www｣
神｢ほどほどにしとけよ？w｣＞
｢っ｣
淳｢気持ちは分かるから気にせんでええ。
それより、流星と望は今日朝から神ちゃんと仕事やろ？｣
流｢おん。望、準備して来ぃや？｣
望｢分かった｣
流星はすでに準備が終わっとるから、俺は準備をしに部屋へ戻った
それから、しげは今日休みの照史に任せて皆それぞれ仕事へ向かう
ｶﾞﾁｬ
神｢あ、おはよ｣
｢神ちゃんおはよ｣
流｢…何か顔色悪くない？｣
神｢そんなことあらへんよ？w｣
神ちゃんが笑ってみせるも、明らかに作り笑い
俺が流星の方をチラッと見ると、流星も俺の方を見てきた
神｢…しげはどんな？｣
｢…昨日と変わらんよ。今日は照史が家におる｣
神｢そか｣
ｶﾞﾁｬ
『おはようございます』
望神流『おはようございます！』
『セットするので、小瀧さんから来ていただいていいですか？』
｢あ、はい｣
神｢っ、ゲホゲホッ｣
流｢大丈夫か？｣
神｢少し咳でただけやって。ほら、のんちゃん早く行き？｣
｢…おん｣
それから3人での雑誌の撮影が始まって…
仕事が始まったら皆ちゃんと切り替えるため、仕事は問題なく進んでいった
そして仕事が終わり……
｢…神ちゃん。今日も帰ってこんの？｣
神｢…おん。俺、おらん方がええやろうし｣
｢そんなこと…｣
神｢…頼むな？｣
流｢……(ｺｸｯ｣
｢？流星？｣
流｢…望。帰るで｣
｢あ、おん｣
神ちゃん…流星の方を見て言うたよな？
流星に頼むって何を……
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メイ@(プロフ) - はるさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです!! (2021年8月1日 17時) (
レス) id: 916c217cc7 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 凄く感動しました！ 最後のお墓参りのシーンでは、思わずでっかい愛が脳内で流れました。 (2021年8月1日 14時) (レス) id: 6528038aa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メイ@
| 作成日時：2019年4月17日 12時
