最強は私の彼氏【五条悟】 (ページ24)

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やりたかったことページ24

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『れん、あい、映画？』

「うん、恋愛映画」

『何それ美味しいの？絶対向こうのホラー映画の方が面白いよ』

「ホラーはお腹いっぱいなの」

見たかった……この映画が見たかったんだ

学生の青春恋愛！…って感じではないけれど切なくてそれでもキュンキュンすると
任務地に向かう途中に若い女の子たちが言ってたので気になってた

『ねーえ？ホラー見ようよ』

「やだよ。ホラーが見たいならいつでも、この目で見れるし体験出来るじゃん
私はキュンを求めてるの、キュンを」

『僕と居てもキュンとしないの？』

「悟から与えられるキュンとまた別物なんだけどな…じゃあ悟はあっちのホラー映画見てくる？」

意地悪だけど、そう言うと明らかに尻尾が垂れた子犬のような表情をする
やめてくれ……その表情は私弱いんだ……

『いや恋愛映画見る』

「いやごめんやっぱりホラー映画見よう」

『いや恋愛映画見るよ』

「どういう風の吹き回しなんだこれは」

『僕ね今日Aがやりたかったこと全部一緒にしようと決めた！今ね今決めた
だから僕もさAのやりたかったこと一緒にさせてよ』

点数のプラカード的なものがあるならば今百点は出せる
五条さん、この恋愛映画のどのセリフを取っても今あなたが言った言葉には勝るモノはないよ

「それじゃあ私のワガママじゃん。悟は？」

『僕？強いて言うならポップコーン食べながら映画見たい！』

「よしきた！買おう！ポップコーン買おう！！」

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