最強は私の彼氏【五条悟】 (ページ22)

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『マジ？』

「マジだよ私の目を見てマジを物語ってるでしょ」

『うん、今日も綺麗な目だねじゃなくてココなの？』

そう！悟を連れて…いや悟に連れて来てもらったのは
いつも少量ずつ出てくる豪華なレストランでもなく
回らないお寿司でもなく、脂の乗ったお肉でもなく

『30分待ちだよ？もうお腹と背中がくっつきそう』

「いい？待った先には宝があると思いなさい」

そう。行列の出来るラーメン屋さんだ

たまたまココの近くで任務があり任務地に向かっていた時
行列が出来たこのお店がとても気になっていた

そうすれば、タイミング良く野薔薇がヨダレが今にでも出そうな顔で携帯を見てたので
「何見てるの？ご飯？」と覗き見すれば、このお店だったワケで

今度の休みは絶対絶対絶対に行こうと決めていた
それはもう絶対に

『待ってたら足疲れるよ？お腹も空くし今すぐにでも食べたくない？』

「いいかい悟くん。本当に待ってみなよ。この先に待つのは天国のみだよ」

『僕はAと居れば天国と同じだよ』

「天国が更に天国になるだなんて、素敵じゃない？
それでもイヤ？私悟とココでラーメン食べたくて今日まで頑張ったのに……」

『任せなさいッ！何時間でも待つよ！
だからお腹いっぱい、いくらでも食べなさい』

必殺、上目遣いが決まった瞬間だった

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