最強は私の彼氏【五条悟】 (ページ11)

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不機嫌ページ11

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早くも一週間

悟との喧嘩がまだ長引いている
いい加減私も大人になりなよと言い聞かせながら任務表を確認していく

一週間もあれば、任務は溜まるものだ
フッと短い溜息だけついて立ち上がる

悟は日帰りで地方に行っているらしい
流石特級術師なだけあって、忙しいみたいだ

伊地知「一年生と二年生には補助監督付き添いの元簡単な任務を振り分けました」

「あれ？私じゃなくて？」

伊地知「はい…今こちらの任務に行って頂けるのが花巻さんしか居なくて
七海さんも別の任務に先程行かれました」

よく目を通すと「一級呪霊」と記載されていた。久しぶりにしてはしんどそうな任務だなと思いつつも

私の代わりはいくらでも居そうで、居ないのが現実だ

伊地知「現場には…」

「近くなので自分で行きます」

高専を出て歩く途中、ふと悟に言われていたことを思い出した

『任務、特に重ための任務の時は現場に行く前と終わり次第連絡すること』

……これは今、守るべきなのだろうか

否、それでも『僕もするよ』とは言っていたクセに自分はしてきてないじゃないか

「そっちがそうなら、私だってしません」

帰りに奮発して何か買って帰ろうか

何を買って帰ろうかワクワクしながら任務に向かった。

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