龍神さんと。3

req.case5 ツンデレLvカンスト〈tomo.o〉1/13 ページ1

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※Aさんの設定は、「龍神さんと。2」の〈req.Case By Case〉をご覧ください。※

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「なぁ、(名字)、今度のオフ、暇っしょ」


「…決めつけよくない」


「草」


「一言で片付けるのよくないw」




「で、暇なの？暇じゃないの？

　暇でしょ？

　はいけって〜い」




「もはや一択じゃんw」





「ちょっと買い物、付き合って？」







う〜わ、あざと。





そうやって上目遣いすれば、



女子は誰でもイチコロ(死語)だと思ってるでしょ、この人。







残念だったな。


私にはその手は通じないんだからね。








「じゃ、そゆことで。可愛いかっこ、してこいよ」


「なんでよ」


「ん？動画、YouTubeの。撮るから」






いや、意味わからん。




なんで小川と買い物に行くだけなのに、

動画まで撮られなきゃなんないの？





ってか、

いつの間にか行くことになってるし。






…まぁ、いいけど。






予定もないし…。



…、ちょっとムカつくけど。








って、Tik Tokでもいいか、じゃないのよ。

どちらにしてももれなく意味不明なのよ。







「安心しろって。可愛く撮ってやるからさw」


「や、いらないし、そういうの。」


「え、インライのがいい？しょうがないな〜」


「言ってない」







ほんと、




小川は、





どこまでが本気で


どこからがおふざけなのか









全然わかんない。









「まぁまぁまぁまぁ。

　顔は写んないようにしてやっから」


「結局撮るんかい」


「スタバ、向こう一週間奢ってやるからさ、ね？」





「…サイズ問わず？」

「おう」

「フードも？」

「いーよ」

「のった」

「ちょろ」








この際だから


新作のフードも網羅してやろう。







もちろん、












小川の財布で。

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