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「で、でも…神木さんお仕事……。」
「…ふーん、夜遊びなんてするわりには謙虚なんだね？」
“こっちおいで”と立ち上がって手首を掴まれる。
スタスタと歩く神木さんの背中を追って連れて行かれたのは見るからに神木さんの部屋で。
思わず立ち止まってドアの前でまっていると、グレーのスウェットを差し出された。
「俺のしかないけど…使って？あと…これ、姉ちゃんが置いてったやつなんだけどよかったら…」
そう言ってチラっと見せられたのは袋に入った女性用の新品のランジェリーで。
思わず顔を赤らめると、
「ほ、本当に姉ちゃんのだからね、ほら、早くシャワー行くよ…っ」
神木さんも顔を赤らめていた。
そりゃ恥ずかしいよね…お互い。
それにしても、こんな派手な下着…本当にお姉さんのものなのかな。
…なんて。
「えっと…シャンプー、男用しかないけどごめんね？自由に使って？」
「あ…全然大丈夫です…。ありがとうございます。」
“バスタオルここに置いとくからね”
って慌てて去って行った神木さんの背中を見ながら考えてしまった。
すっごく優しく接してくれた神木さんだけど…本当は彼女さんとかいるんだろうなぁ。
なんだかすごく申し訳ないな。
あの下着も、きっと…。
ふわり、シャンプーのいい匂いに包まれて気分がよくなる。
散々迷惑かけちゃったな、と改めて思いながらなるべく急いでシャワーを浴びた。
ふわふわで真っ白なバスタオルに包まれてホッとするけど
人の家で素っ裸になってるのに何安心してんだろ！って急いで貸してもらった服を着る。
彼女さんを連想させる下着を拝借して、ふぅ、とため息。
髪の毛は半乾きだしスッピンだけどまぁ…いいか。
肩にバスタオルを掛けたまま神木さんの待つリビングに向かった。
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☆☆☆ - とても面白かったです。神木さんやさしすぎて、ニヤケテきちゃいますw頑張ってください。 (2016年5月26日 19時) (
レス) id: 6a604ade35 (このIDを非表示/違反報告)
miork(プロフ) - Aka3926さん» ありがとうございます(^^)7月ぐらいまで忙しくて中々更新出来ないかもしれませんがよろしくお願いします； (2016年5月22日 0時) (レス) id: bcd20fc75e (このIDを非表示/違反報告)
Aka3926(プロフ) - とても面白いですー。更新楽しみにしてますねー。 (2016年5月21日 11時) (レス) id: eddc991718 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miork | 作成日時：2016年5月6日 10時
