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side Ryunoske
どこからそんなに涙が出るの？ってくらいずーっと泣いてばっかりの様子に
これは何があったとか聞ける状態じゃないな、と察しがついたよ。
そんなにアルコールを欲するなんてよっぽど…。
すっかり人も少なくなった店内にはもちろん俺の友達も居なくなってるし…
女の子と2人きりで居るところをなんか勘違いされちゃったかな。
「さて…どうしようかな。」
隣で眠るAちゃんの横で、残りのカクテルを飲みながら考え事をする。
まさか初対面同然の彼女の家を知ってるはずがない…
まだ他人同然だろう。
とりあえず2人分の会計を済ませて、ちょっと体を揺らしてみるけど
…起きるわけないよなぁ。
…ちょっと罪悪感があるけど、仕方が無い。
この時間に外歩かせたら補導されちゃう。
Aちゃんを背中に乗せて、タクシーを呼んで。
後部座席に横たわらせ、自分は前に乗った。
俺ん家……
しかないよなぁ。
って、自分の家の住所を伝えた。
彼氏さんに悪いことしちゃったな…と思いながらマンションの前でタクシーを止めてもらって後ろを振り向く。
まだ眠っているのを確認して、後部座席のドアを開けてなんとか背中に乗せる。
こんだけ動かしても起きないって…相当疲れてるんだね。
片手でAちゃんの靴とカバンを持って、
やっとの思いでエレベーターに乗って、鍵を開けて中に入った。
カードキーで良かったな…
「って…連れてきちゃった……。」
パタン、と閉まるドアの音に深くため息をついて
ソファーに横にさせてブランケットをかけた。
部屋片付けといて良かったぁ……
女の子連れ込むなんて、思ってもみなかったよ。
じぃっと寝顔を見てたらまた涙をこぼしてて
「そんなに辛いのか……」
そっと指で涙を拭った。
ソファーを背もたれに床に座って…
…俺、すっげー危ないことしてるな
クラブで会った女の子部屋に連れ込むなんて。
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☆☆☆ - とても面白かったです。神木さんやさしすぎて、ニヤケテきちゃいますw頑張ってください。 (2016年5月26日 19時) (
レス) id: 6a604ade35 (このIDを非表示/違反報告)
miork(プロフ) - Aka3926さん» ありがとうございます(^^)7月ぐらいまで忙しくて中々更新出来ないかもしれませんがよろしくお願いします； (2016年5月22日 0時) (レス) id: bcd20fc75e (このIDを非表示/違反報告)
Aka3926(プロフ) - とても面白いですー。更新楽しみにしてますねー。 (2016年5月21日 11時) (レス) id: eddc991718 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miork | 作成日時：2016年5月6日 10時
