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file3「鈴木美術館」 ページ3

コナン「博士!早く!」
歩美「キッド逃げちゃうよ!」
阿笠「慌てなさんな〜〜免許免許……あった!」


コナン達は、怪盗キッドの活躍を拝見すべく、
鈴木美術館に向かっていた。

元太達が次々と阿笠博士の車に乗り込む。
黄色のビートル。

何回も故障やパンクを繰り返す使いこなされた博士の愛車の中、元太達はノリノリで歌を歌っていた。

三人『dayxdayxdayxdayそう全身全霊かーけてー♪あなたを守り抜くと決めたー♪』

蘭「いつもありがとね、園子」
園子「いーのよ、チケットなんて何枚もあるんだから」
蘭「しかも貸し切りって……」
園子「大丈夫!いつものことじゃない!」

コナンは後ろで話す蘭と園子をチラッと見た後、隣の灰原に視線を移した。

灰原「何よ」
コナン「オメーならルゴルレッドの事知ってかなぁ〜〜って笑」

灰原「ルゴルレッドは命の石…。命の石から選ばれた者は不老不死になるって言い伝えがあるけど……、。」コナン「不老不死ねえ……」

コナンは黒ずくめの奴等が好きそうなネタだなんて思いながら、スマホ(SonyXperiaacro)
のワンセグ画面でニュースを眺めた。

木原《こちらが鈴木美術館!キッドの予告時間まで後五時間ありますが、鈴木相談役、今のお気持ちは?》

次郎吉《はーっはっはっ!今回もからくり吉右衛門の厳重なシステムを用意しておる!キッドも怪物もかかってこい!》

コナン「!?」

コナンは、一瞬テレビに移った黒い影に目をやった。そこには、怪しい怪しい白雪姫の魔女のような年老いた老人がギロリと次郎吉を睨んでいたー…

file4「カケルvsサトシ」→←file2「ルゴルレッド」



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作者名:風見龍輝 | 作成日時:2018年2月5日 12時

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