ふわふわ雪男３ . (ページ16)

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fk . iwsk [ rq ] ページ16

※1部痴漢の表現が含まれています。苦手な方はブラウザバックお願いします。

fk side

今日は、いつもよりちょっと遠めのスタジオでお仕事。

7時くらいにマネが迎えに来てくれる予定だったんだけど

昨日の夜連絡きて、体調崩しちゃったみたいで久々に電車移動

車でも40分くらいかかるところらしくて、

ちょっとアクセス悪めのところで電車だと乗り換えも多いみたい

集合時間自体も早いから、6時半とかに家出て7時前の電車

乗ってたんだけど、7時半くらいに乗り換えたら

その電車が死ぬほど混んでて、満員電車なんて久々だから

余計に疲れちゃう。

東京の満員電車ってまじでやばくて、まじで隙間見えないし

なんなら周りの人に押されて身体が浮きそうになるくらい。

そんな状況が約20分、この状況があと数分続いたら

酔いそうだなってなってきたあたりで、少し人が減った。

隙間も少しは見えるし、目の前に知らない人の頭がない

身体も浮いてないし、息もさっきよりしやすい。

酔わなくてよかったーなんて、安心してる時だった。

突然、おしりを撫でられたような気がした。

怖くて窓に反射してる俺の後ろの人を見ると、

若そうなお兄さんだった。

え？痴漢、？そんなわけないよ、ね、

たまたま手当たっちゃったとか？混んでるし、ぜんぜん有り得る

自分を落ち着かせるためにも、言い聞かせるけど

おれの鼓動は速まる一方。

パニックになってる間も、おれに触れてくる手は止まらなくて

周りの人に助けてほしいけど、

男が痴漢されてるとか、恥ずかしいし、ばれたくないし

こわくて、声も出ない。やだやだどうしよ、

静かにしてるおれの様子をみて、

男は耳元で『さわがないんだね』なんて言ってきて

震えてる手を軽く握られて、恐怖で泣きそうになる、

もう耐えられなくて、ドアが開いた瞬間電車から逃げ出した

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