ふわふわ雪男３ . (ページ13)

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sk side

楽屋についた時から、康二がソファで寝てて

珍しいな〜とか思いながら近くで携帯をいじってた。

あべちゃんが来てからちょっと喋ってたけど起きる気配ないし

最近康二スケジュールぱんぱんだし、疲れてんだろうなって

思って起こさないようにあべちゃんと喋ってた。

しばらくして、寝てた康二が動いた気がして

起きたのかな？って思ったんだけど、

ソファから腕が落ちたみたいで、これでも起きないの

珍しいね〜なんてあべちゃんと喋ってたら、

腕をソファに戻す時に袖口からちらっと見えた白い絆創膏。

「ねえあべちゃん、こーじって怪我してたっけ？」

阿「え？してないと思うけど、どうして？」

「なんかね、絆創膏っぽいのが見えんの。ほら」

そういって見えやすいように袖口を捲ると、

捲るまでは見えなかった絆創膏に血が滲んでるのが見えた

それをみて、おれもあべちゃんも思考停止、

あ、これ見ちゃだめだったやつかなー、なんて思ったり、

正直こういうの、どうすればいいのか分かんないの

俺は別に否定しないし、こういうのってほっといてほしいのかなって、

でも、こーじが1人で苦しんでるの知ってて

知らないふりするのは嫌だ。

阿「とりあえず、撮影終わってからちょっと話そうか。」

「そうだね、」

寝てるこーじの頭を撫でながら、悲しそうな顔をしてるあべちゃんは

俺と同じことを思ってんのかな、

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