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79話 ページ29

電車に揺られること1時間。


あのカフェの最寄り駅に到着した。


大貴「A、ちょっとトイレいってきてもいい?」







A「あそこのベンチで座って待ってるね。」








私はトイレの近くのベンチを指さして言った。






大貴「OK。」







大貴くんは走ってトイレへと向かっていった。


私はベンチに行き、腰かけた。


昨年まではカップル見て羨ましがってたけど、今年はこっち側か。


まさかこうなれるとは思ってなかったから、すっごく幸せな気分だった。


しかし、私は知らぬ間に男性に挟まれていた。


私のバカ、のろけてたせいで…。





「こんな所で会えるなんてな。」





前から声が聞こえ、顔を上げた。


そこに立っていたのは高木誠矢だった。


たまたまみたいな雰囲気だして。


ホントは付けてきたくせに。


私はその場から逃げようと立ち上がった。


しかしそれはスグに高木により阻止される。







誠矢「こっちこい。」





私は必死に抵抗した。


手を振るが離してくれない。


私は息を大きく吸った。






誠矢「下手なことしたら、どうなるか分かってるよな。」







高木は私にスマホの画面を見せた。


そこに写っていたのは、トイレに並んでいる大貴くん。


それと、バットを持った大きな男性。


これは、私が下手なことすると大貴くんに手を出すってこと…?








A「分かった、行くよ。」









私は高木に引っ張られとある公園へと連れていかれた。


さっきとは全く違い、人っ子1人いない薄暗い公園。







A「いった…。」







私はそこに投げ飛ばされた。








誠矢「今日の相手は俺じゃないんだよな。」









高木は1本の木に向かって、おいっ、と声をかけた。


その木の裏から出てきたのは、岡本くんだった。

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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 有岡大貴 , サスペンス   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:結城奏空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/zyaniotabosyuu/  
作成日時:2018年1月10日 20時

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