３,女たらし先輩 ページ5
部活動見学が終わり、下校の時間。
私の家は学校から徒歩３分とすごく近い。
だから、急いで帰ろうとした。
霧野『待てよ。』
女たらし先輩が声をかけてきた。←
『なんですか。』
すると近付いてきて、顔を近付ける。
こんなイケメンなのに、性格が…勿体無い←
霧野『なぁ、『好き』ってはやく言えよ。』
は？
なにこのセンパイ、日本語ちゃんと話しているのだろうか…。
『は？なんでですか？』
思わず言ってしまった本音。
先輩の顔を見てみると、驚きを隠せないような表情をしていた。
霧野『は？』
『いや、は？じゃないですよ。 そんなけですか？じゃあ私は帰りますんで。』
そう言って私はその場を去った。
＿＿＿＿
霧野side
部活が終わり、急いで津川を探す。
あいつ、気に入った。
絶対惚れさせてやる。
俺は帰ろうとしている津川に声をかけた。
霧野『待てよ。』
すると、津川はこちらを振り返るなり
『なんですか？』
と、問いかける。
冷たい視線に一瞬怯みながらも、俺は近づき、淡々と言葉をつぶやく。
それはいつも女に言ってきたあの言葉。
霧野『なぁ、『好き』ってはやく言えよ。』
顔を近付けることでドキドキが更にヒートアップするはず。
だが、津川はそれを裏切るように
『は？なんでですか？』
は？
なに言ってんの。コイツ。
俺に興味無さそうなその瞳。
まるで変なものを見ているかのようなその瞳に俺は直視が出来なくなっていた。
霧野『は？』
なんなんだ。
『いや、は？じゃないですよ。 そんなけですか？じゃあ私は帰りますんで。』
そう呟き、津川はその場を去っていった。
霧野『なんだったんだ…、』
なにがおこった？
ははは…
霧野『面白ぇ…(ﾆﾔｯ』
＿＿＿＿
貴方side
翌朝。
あの女たらしの所為で熟睡が出来なかった。
なんなんだ、あの人は。
ナルシストと言う奴か？
今日、葵ちゃんに聞いてみようかな…。
朝食を済ませ、身支度を整えて
『いってきまーす。』
家中に響きわたるような大声で言う。
母「いってらっしゃい。気をつけてね。」
お母さんの声を聞いてから、家を出る。
私の性格と比べて、清々しい空。
私もこの空の様に清々しい気分になれたらいいのに。
学校は近いので、すぐに着いてしまった。
まだ二日目だから こらから沢山友達が出来るように、精一杯努力しよう。
頑張れ、私!!
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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瑠歌(プロフ) - スミレさん» ありがとうございます!! いいですか!?ぜひなりましょう!! (2015年7月23日 17時) (
レス) id: 2d65c78f07 (このIDを非表示/違反報告)
スミレ(プロフ) - それから、もし、出来ればでいいんですが、お友達にもなれたらなと思ってるんですが、強制ではないので、瑠歌さんの、意志で、決めてください_(._.)_ (2015年7月23日 13時) (レス) id: dc41028cf9 (このIDを非表示/違反報告)
スミレ(プロフ) - そうなんですか、ちょっと寂しいですが、頑張ってください！ (2015年7月23日 13時) (レス) id: dc41028cf9 (このIDを非表示/違反報告)
瑠歌(プロフ) - あーちゃんさん» いつもコメントありがとうございます!! 暫くは新作書けないかもですが、一生懸命頑張ります♪ (2015年7月10日 18時) (レス) id: 2d65c78f07 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - わー！早く新作みたいです！ (2015年7月10日 14時) (レス) id: dc41028cf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠歌 | 作成日時：2015年7月6日 21時
