転入生 ページ9
翌朝…。
あ「……ダルい。」
水「おいおい、まだ体調回復してねーんじゃ？」
学校に着くなりぐったりするあたしに水鳥が心配そうに声をかける。
一応、昨日は体調不良ということにしておいたが……。
拓「霧野ぉ…お前死んだかと思ったァ…(泣)」
蘭「は!?い、いや、一応大変だったけど死亡フラグは立ってないし…」
拓「そんなに重病!!??(泣)」
あー…。
とりあえず泣き虫神童には後で詳しく説明しとこう…。
このままだと大変過ぎるから。
そんなこんなやってる内に、
ヒ「おはよう。皆、席についてね。」
基山先生が教室に入ってきた。
先生は出欠を取りながらあたしに目配せ。
そして皆にバレない様にこっそり手を噛み、テレパシーを使った。
『昨日はお疲れ様。
これからはまだ分からないけど…とりあえず保留みたいだ。』
それから水筒(中身は血)をぐっと飲んで、基山先生は皆に向き直る。
ヒ「今日は転入生を紹介するよ。入ってきて。」
すると、二人の男の子が教室に入ってきた。
一人は所々跳ねた薄い青い髪と
大きく優しそうな目の奴。
もう一人は紺色の髪を後ろになでつけていて、
鋭い目を持ち改造した学ランを着た怖そうな奴。
ヒ「じゃあ、自己紹介よろしくね。」
マ「俺は、狩屋マサキっていいます。
分からないことが沢山あるので、教えてくれると嬉しいです＾＾」
うわぁ…凄く愛想いい…。
狩屋君はあたしを見て、ニコッと笑みを浮かべてくれた。
め、目合った…。
蘭「……チッ。」
隣は怖いのでスルー。
対して、
京「…剣城京介。」
もう一人はそれだけ言うと、そっぽを向いた。
……自己紹介終わり!?
見た目も怖ければ中身も怖いな…。
これには基山先生も驚いたのか、少し慌てる。
ヒ「え、えっと…皆、よろしくね。
じゃあ、席に…」
ツカツカ
マ「先生。俺、ここがいいです。」
……何が起きた。
狩屋君があたしの横…蘭丸の席をコツコツ叩いてるっ!?
ヒ「え？あ、あれ…？」
やたら戸惑う基山先生。
蘭「あぁ？(怒)」
怒りを露にする蘭丸。
い、一体何なんだぁー!?
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 135人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
闇猫(プロフ) - 投票です！私、すっごいマサキ押しです///// (2013年8月31日 13時) (
レス) id: 3e9341991a (このIDを非表示/違反報告)
りこ - 今アンケイト結果を見た。京介ーーー。まっ、いいっかまーくんだしー この小説、ちょーおもしろいー これからもがんばってけださいー (2012年8月28日 2時) (レス) id: c5033fad57 (このIDを非表示/違反報告)
りこ - 投票です。ライバルが京介がいいです (2012年8月28日 1時) (レス) id: c5033fad57 (このIDを非表示/違反報告)
帆ノ夏 - 27だけどぉ〜(汗 ずっと読ませてもらってます// 続編等希望です !! (2012年8月27日 12時) (レス) id: 23aea87b80 (このIDを非表示/違反報告)
ミカエル(プロフ) - とうとう来た！！！このシーンがああぁぁ！！！ (2012年8月26日 13時) (レス) id: d4e3ea5cc6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：瀬令瑠菜 | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/runarunaterulove/
作成日時：2011年11月1日 17時
