自問自答 ページ21
あたしはただただ流れる涙に呆然とした。
あ「何で…流れるなよ、ばか…。」
これじゃまるで
蘭丸が興味ない、っていうことに傷ついてるみたいじゃん。
あいつがあたしをご飯だって思ってることなんて
とっくの前から知っていることなのに。
今更気にすることなんてないのに
どうして、
あ「…こんな苦しいんだよ。」
静まりかえった部屋に虚しく響くあたしの問いかけ。
それはあたしの心を更に締め付けた。
・
・
・
(蘭丸side)
蘭「ただいまー。」
俺はいち早く学校を飛び出して、家…というかAの家に帰ってきた。
母「あら、おかえりなさい蘭君＾＾」
俺の声に応じてAのお母さんが顔を出した。
居候している俺にも快く世話をしてくれる。
しかも、スタイルは抜群にいい。
Aも、大人になったらあんな風になるのか、と思うと
要らないことまで想像して顔が赤くなる。
母「あら、蘭君も風邪？」
蘭「いや、べ、別に…(汗)」
蘭君も、という言葉が妙に気になった。
Aの早退の件はヒロト兄さんから聞いたけれど
多分体調不良、というのは嘘だろう。
昼休みの最後のほうに、狩屋が
マ「あっれー、A、戻ってない？」
と言っていたから。
直前まで狩屋と一緒に居たということで
何かほかの事情があるのでは、という疑念が湧いていた。
とりあえず、俺の部屋兼Aの部屋に向かう。
軽くノックをするけれど、反応はない。
がちゃり、とドアを開けると、視界にベッドが映った。
その布団はもっこりと膨らみ、更に動いている。
…全く……。
蘭「A？」
名前を呼んでベッドの膨らみをなでると、
あ「触んな!!」
くぐもった、それでいて明らかな拒絶の声が響いた。
ラッキーアイテム
革ベルト
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闇猫(プロフ) - 投票です！私、すっごいマサキ押しです///// (2013年8月31日 13時) (
レス) id: 3e9341991a (このIDを非表示/違反報告)
りこ - 今アンケイト結果を見た。京介ーーー。まっ、いいっかまーくんだしー この小説、ちょーおもしろいー これからもがんばってけださいー (2012年8月28日 2時) (レス) id: c5033fad57 (このIDを非表示/違反報告)
りこ - 投票です。ライバルが京介がいいです (2012年8月28日 1時) (レス) id: c5033fad57 (このIDを非表示/違反報告)
帆ノ夏 - 27だけどぉ〜(汗 ずっと読ませてもらってます// 続編等希望です !! (2012年8月27日 12時) (レス) id: 23aea87b80 (このIDを非表示/違反報告)
ミカエル(プロフ) - とうとう来た！！！このシーンがああぁぁ！！！ (2012年8月26日 13時) (レス) id: d4e3ea5cc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬令瑠菜 | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/runarunaterulove/
作成日時：2011年11月1日 17時
