まさかの… ページ3
む、無理って…。
ヒ「俺、Aちゃんの事助けたいけど…。
一応これ、長老命令ってことで逆らえないんだよね。
逆らったら…一族追放だし。」
そこまで自分が大事か!!…とは言えなかった。
ホントはただの生徒と先生の関係。
そこまで要求するのはおかしいだろう。
だからあたしはペコリと頭を下げた。
あ「ありがとうございます。
でも、大丈夫ですから…ッ!?」
あたしは言葉に詰まった。
基山先生が拳で思い切り足枷を殴ったから。
そして、わざとらしく叫ぶ。
ヒ「いい？次反抗したら足枷じゃなくて君の足首を殴るからね。
僕がつきっきりで監視するから!!」
は、反抗…？
訳が分からなくて首をかしげる。
すると基山先生は目配せをして、あたしの足を指差し、それから一枚の紙切れを渡した。
そこにはいつ書いたのか
『目を離した隙に逃げられたことにしておくから早く逃げろ』
と書かれていた。
足を見ると、足枷の鎖の部分が切れている。
基山先生…!!
あたしは感謝と敬意を込めて先生を見る。
ヒ「その代わり、成功したら血、分けてね♪」
…最後の最低な言葉は無視してあたしは部屋を出た。
するとそこには延々と続く廊下。
前に南沢先輩に連れてこられたのと同じ風景だった。
蘭丸はどこにいる…？
あたしはとりあえず廊下を歩く事にした。左を向いた瞬間、
あ「!?っつぅ!!」
胸……というか痣が鋭い痛みを発した。
見ると、いつもは真っ赤な痣が不自然な程に深い青に染まっている。
本能的に危険を感じて右を向き直すと痛みは消え、いつもの赤い痣になった。
これ…蘭丸が自分の居場所を教えてくれてるってこと…？
そう分かれば…もう怖くない。
あたしは痛みと色を頼りに足音をたてない様に走った。
そしてある部屋の前で痣が異常な程に疼いた。
今までの痛みとは違う。
痣がこれでもかというほど赤い。
これって……
ラッキーアイテム
革ベルト
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闇猫(プロフ) - 投票です！私、すっごいマサキ押しです///// (2013年8月31日 13時) (
レス) id: 3e9341991a (このIDを非表示/違反報告)
りこ - 今アンケイト結果を見た。京介ーーー。まっ、いいっかまーくんだしー この小説、ちょーおもしろいー これからもがんばってけださいー (2012年8月28日 2時) (レス) id: c5033fad57 (このIDを非表示/違反報告)
りこ - 投票です。ライバルが京介がいいです (2012年8月28日 1時) (レス) id: c5033fad57 (このIDを非表示/違反報告)
帆ノ夏 - 27だけどぉ〜(汗 ずっと読ませてもらってます// 続編等希望です !! (2012年8月27日 12時) (レス) id: 23aea87b80 (このIDを非表示/違反報告)
ミカエル(プロフ) - とうとう来た！！！このシーンがああぁぁ！！！ (2012年8月26日 13時) (レス) id: d4e3ea5cc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬令瑠菜 | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/runarunaterulove/
作成日時：2011年11月1日 17時
