突然の質問 ページ19
あ「ちょっと待った!!」
あたしは全力でストップをかけた。
あ「蘭丸、何なんだよその中途半端な告白!!」
嫌いだけど俺のモノって…。
自分勝手過ぎないか？
すると、蘭丸の顔が真っ赤になったあと、慌てて自分の首筋を指した。
あ…モノって、ご飯って事か…。
やっぱり、あたしの価値ってそんなものなんだな…。
ずきずきするあたしの心を知らずか、
二人はますますヒートアップ。
マ「第一、好きと嫌いが対決しても勝つのは好きに決まってるだろ!?」
蘭「じゃ、お前はAの可愛い笑顔とか寝顔とかまともに見たのかよ!?」
マ「まじまじ見たら変態じゃないか!?」
拓「あ、ふ、二人共……」
「「神童(君)は黙ってろ!!」」
拓「……(泣)」
水「あれ、Aは……？」
・
・
・
あ「も、ワケわかんない…。」
あたしは制服に土が付くのも構わず
秘密の湖の湖畔に寝そべっていた。
湖はいつも通り静かに波紋を立てていて、ほんの少し気分が安らぐ。
あ「…。」
どうしてあたしは混乱しているんだろうか。
初めて告白されたから？
…多分違う。
嫌いだけど俺のモノ
あの自己中極まりない発言のせい。
自己中な事に怒っている訳じゃない。
でも何に怒っているのか、自分でも分からない。
モヤモヤする気持ちを抑えながら、
手元にあった小石を湖に投げ入れた。
ちゃぷん…がさっ
その音と共に背後から気配がした。
あ「つ、るぎ…？」
京「…やっぱり、か。」
いつの間にか剣城はあたしの真後ろに立っていた。
それにしても…剣城、よくここが分かったな…。
水鳥達に聞いても知らないって言われたのに…。
剣城はあたしを見て一言。
京「お前……吸血鬼？」
………は？
何バカな事言ってるんだ？吸血鬼なんて…
とは言えなかった。
…身近に美少年の吸血鬼様がいるから。
でも、一応対処はしないと…
あ「あたしが？んな訳ないだろ。
つ、剣城って意外とロマンチストだなー(汗)」
というか、どうしてあたしが吸血鬼に見えたんだ…？
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革ベルト
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闇猫(プロフ) - 投票です！私、すっごいマサキ押しです///// (2013年8月31日 13時) (
レス) id: 3e9341991a (このIDを非表示/違反報告)
りこ - 今アンケイト結果を見た。京介ーーー。まっ、いいっかまーくんだしー この小説、ちょーおもしろいー これからもがんばってけださいー (2012年8月28日 2時) (レス) id: c5033fad57 (このIDを非表示/違反報告)
りこ - 投票です。ライバルが京介がいいです (2012年8月28日 1時) (レス) id: c5033fad57 (このIDを非表示/違反報告)
帆ノ夏 - 27だけどぉ〜(汗 ずっと読ませてもらってます// 続編等希望です !! (2012年8月27日 12時) (レス) id: 23aea87b80 (このIDを非表示/違反報告)
ミカエル(プロフ) - とうとう来た！！！このシーンがああぁぁ！！！ (2012年8月26日 13時) (レス) id: d4e3ea5cc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬令瑠菜 | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/runarunaterulove/
作成日時：2011年11月1日 17時
