不安、接触 ページ11
蘭「まぁ、一応Aの傍には俺がつきっきりになるけど…。
無理な時はヒロト兄さんか神童がついてくれ。
一時も目を離さないように。」
ヒ「了解＾＾」
拓「分かった。」
基山先生と神童が頷く。
これで……一安心…だよな？
・
・
・
あ「…なぁ。」
蘭「？どうした？」
…。
あたしはちょっと疑問に思った事を聞く。
あ「…狩屋君や剣城君が怪しいって…決めつけるの、やっぱり早いと思う。」
怪しい、って決めつければそれだけ無意識に溝が生まれる。
あ「基山先生とみたいに、正体が分かってからじゃ…ダメ…」
蘭「ダメだ!!!!!」
あ「!!??」
突然蘭丸は荒げた声をあげた。
あたしは驚きのあまり声が出せなかった。
そして
ぎゅっ…
あ「へ……。」
いきなりだった。
昼休みの、人気のない廊下で急に抱き締められる。
信じられない程に強く。
蘭「…ぁんなんだよ…。」
え…。
蘭「今までは全部知ってる奴が相手だった。
ヒロト兄さんも篤志兄さんも、神童も長老も!!
だけど、狩屋と剣城は知らない。
正体も、目的も、全部。
不安なんだよ…。」
そう言って蘭丸は俯き、そしてあたしを離すと何処かへ走っていった。
そしてあたしは見てしまった。
蘭丸の頬に伝う一筋の線…。
マ「Aさんっ。」
あ「わぁっ!!??」
突然背後から声をかけられ、思わず飛び退いた。
マ「酷いなぁ…そんなに驚かなくても。」
後ろには頬を膨らませた狩屋君が立っていた。
あ「あ…ご、ごめん。
突然だったから…あ゛。」
もしかすると…今さっきの…見られた？
あ「か、狩屋君…見た？」
マ「？何をですか？」
あ、あれ…？見てなかったのか…。
マ「ってかAさん、何で狩屋君、なんですか？」
あ「だって…まだ知り合って1日も経ってないし…。」
というか狩屋君さらりとあたしを名前よびしてるね…。
マ「いいですよ〜気使わなくて。
気軽にマサキ、って呼んでください。」
……え？
あ「な、名前呼び!?しかも呼び捨て!?」
マ「だって霧野君は蘭丸、って呼んでるじゃないですかー。
あ、もしかして……
二人って付き合ってるんですか？」
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闇猫(プロフ) - 投票です！私、すっごいマサキ押しです///// (2013年8月31日 13時) (
レス) id: 3e9341991a (このIDを非表示/違反報告)
りこ - 今アンケイト結果を見た。京介ーーー。まっ、いいっかまーくんだしー この小説、ちょーおもしろいー これからもがんばってけださいー (2012年8月28日 2時) (レス) id: c5033fad57 (このIDを非表示/違反報告)
りこ - 投票です。ライバルが京介がいいです (2012年8月28日 1時) (レス) id: c5033fad57 (このIDを非表示/違反報告)
帆ノ夏 - 27だけどぉ〜(汗 ずっと読ませてもらってます// 続編等希望です !! (2012年8月27日 12時) (レス) id: 23aea87b80 (このIDを非表示/違反報告)
ミカエル(プロフ) - とうとう来た！！！このシーンがああぁぁ！！！ (2012年8月26日 13時) (レス) id: d4e3ea5cc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬令瑠菜 | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/runarunaterulove/
作成日時：2011年11月1日 17時
