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今村「なんでだと思う？」
「…なんで、でしょう」
今村「昔からね、外食とかだと絶対頼まない嫌いな料理も、母さんが作ったやつなら本気で美味しく感じたんだ。」
今村「大好きな人が作ってくれたら、なんでも美味しくなるんだよ。」
そう言って私の頭を撫でる
それって…そういうこと？
今村「パンケーキが美味しくて、店主さんの人柄が好きでずっと通ってたけど、また新しい目的が増えてさ」
今村「大好きなAちゃんに会いたくて、雨の日でも欠かさずカフェに行ってた」
「…っ、」
今村「Aちゃん」
今村「俺と、付き合ってください。」
「…よろこんで、！」
宙ぶらりんだった腕を彼の背中に回して力を込めると
向こうも力を込めて私を抱きしめる。
「うわっ、うわぁ、！」
身長差がありすぎて、身体が浮いてしまった
バシバシと背中を叩いてようやく下ろしてもらい
やっぱり寒すぎるということでカフェに後戻り。
父「あれ、帰ってきた」
「寒すぎた」
今村「娘さんに風邪引かせるわけにはいかないんで」
父「ほんまええ男やなぁ、で、うちの娘いかが？」
飽きることなく毎度お決まりのセリフを言う父。
すみません、もう貰われました
今村「そのお話がしたくてここに戻ってきたってのもあります！」
父「えぇ！？」
父が手に持っていたカップを慌てて置いてカウンターから身を乗り出す。目がキラキラしてる
今村「えぇ、実はその、娘さんとお付き合いさせて頂くことになりました」
父「おおー！！！！ほんまか！！！？」
父「よかったなぁA！！俺も嬉しいわ！！」
カウンターから早足で飛び出してきて、私の手を持ち上げてやや強引にハイタッチ。
その後今村さんと熱い握手を交わしていた
父「よっしゃ、パンケーキサービスしたろ！」
「お父さん、夕方食べたよそれ」
父「あ、そうか」
今村「あ全然、何個でも食べれるんで嬉しいです！」
父「よっしゃ！待ってて！」
父が張り切って奥の厨房で料理してる間、カウンター席に座って2人で待つ。
今村「Aちゃん、」
「？」
今村「こんどからいつものパンケーキ、蜂蜜でお願いしてもいいかな」
「！、もちろんです！」
今村「あと記念日のときだけ、コーヒーに砂糖入れてください。今日と同じ量で。」
「はい、ばっちり覚えました！」
大好きな人の、いつものメニュー。
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萌(プロフ) - ﾂｷさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきます、！ (2022年9月9日 0時) (
レス) id: 45dd1b8e2d (このIDを非表示/違反報告)
ﾂｷ(プロフ) - こんにちは！！�盒桐�くん推しの彼女に嫉妬しちゃう石川祐希くんが見たいです！ (2022年9月5日 19時) (レス) id: b98c14a439 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もりもり2 | 作成日時：2022年7月11日 10時
