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「…はい、」
上手く今村さんの目を見れない。
ぼやっとした頭でいつものセットを出した。
今村「ありがと、！いただきます」
いつもとなんら変わりなく、美味しそうに全部平らげて「ごちそうさま！美味しかった！」と笑う今村さんを見て
私も一旦落ち着こうと深呼吸
いつも通り、いつも通り。
ｶﾗﾝｶﾗﾝ
父「おー！ヒコちゃん来とったんか！」
今村「どうも！お邪魔してます！」
談笑する2人を見ながらコーヒーを飲む
ようやく頭も落ち着いてきた。
今村「あ、そう、ちょっとだけAちゃん借りてもいいですか？」
父「お？なんやヒコちゃん、んなもんいつでもどこにでも連れて行っていいぞ！」
「…え？」
父「もうお客さんもあんま来なさそうやし、上がっていいよ！」
ノリノリの父に背中を押されて、なにがなんだかわからないまま着替えて外に出された。
時刻は18:48
冬の18時の空は暗い
「…寒っ」
今村「寒いなぁ」
隣で寒そうに手を擦る今村さん
「寒い、ですねぇ」
オウム返しくらいしかできない。
今村「…めっちゃ寒いと思うけど、河川敷のとこ歩きにいかない？」
「あ、良いですよ」
私も結構、あの河川敷は好きだ
案の定、淀川からの冷たい風が吹く寒い道を2人で歩く
今村「…Aちゃん」
今村「なんか、悩んでる？」
「…え？」
今村「それか、、俺、なんか嫌なことしたかな」
「なんにもないですよ、どうしたんですか」
今村「なんにもないことないでしょ。」
「…」
今村「Aちゃん、今日のコーヒー、甘かったよ」
「え…」
うそ、私、間違えた？
あぁたしかに、砂糖を入れたような記憶がうっすらある。
今村「パンケーキには、蜂蜜がかかってた」
たしかに、メープルに変えた記憶がない
「ご、ごめんなさい」
今村「いや、謝らせたいわけじゃないよ笑」
今村「コーヒーもパンケーキも、もちろん美味しかったよ」
今村「ただ、普段間違えないAちゃんがそんなに間違えるってことは、何かあったんでしょ」
「いや…」
聞けない。聞けるわけがない
突然、腕を引かれて
気がつけば今村さんの腕の中に。
今村「…」
「なんで、」
今村「わからんけど、Aちゃんが泣きそうな顔してるから、」
そう、今にも泣きそうだ
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萌(プロフ) - ﾂｷさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきます、！ (2022年9月9日 0時) (
レス) id: 45dd1b8e2d (このIDを非表示/違反報告)
ﾂｷ(プロフ) - こんにちは！！�盒桐�くん推しの彼女に嫉妬しちゃう石川祐希くんが見たいです！ (2022年9月5日 19時) (レス) id: b98c14a439 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もりもり2 | 作成日時：2022年7月11日 10時
