・ ページ31
清水「あれ、どうした？」
関田「熱っぽいっす、雨のせいで」
清水「あちゃー、もっと早く迎えに行けたらよかったなぁ、、」
福澤「かわいそうに、あとで色々差し入れしにいくから休んどけ」
「すみません、お気になさらず…」
関田「とりあえず早く救護室行って寝ろ、歩けるか？」
「歩けます、」
まあ、歩けてはいるけど
どこかふわふわしてて遅い。
関田「このペースだと時間かかるわ。A、乗って」
Aの目の前に屈む。
さて、柳田将洋、お前はどう出てくる？
チラッとマサの方を見ると
ばっちり目が合う
関田「…A、乗れるか？」
「重いですよ…」
関田「馬鹿、なめんなよ」
「…」
柳田「俺、怪我してるからついでに救護室行きたいし連れていくよ」
来た。
関田「おう、じゃあ任せる！」
「…え？」
柳田「…乗れる？」
「い、や、」
柳田「乗って。しんどいでしょ」
「…し、失礼します」
マサがAをおぶって出ていく。
関田「いやー、マサも成長したなぁ」
山内「やっぱり引いてみる作戦だよな、だから俺ずーっと前から引けって言ってたのに」
清水「前から、マサもAのことなんやかんや気になってそうやったもんなぁ」
西田「いいっすねぇ、若いって」
�盒供崋禺蠅�何言ってんだ」
ほんと、若いっていいな！
ーーーーーー
Aside
マサさんの背中
あったかくて、歩くたびに揺れて心地よくて
胸がドキドキ。
熱のせいで頭がぼーっとして眠くなる
だめ、この幸せな時間は起きてなきゃだめ
頑張れ自分、体調不良に負けるな
とは思っていたものの
瞼はどんどん落ちてきて
ガタッと椅子を引く音と
全身に触れる布団の感触で目が覚める
柳田「あ、ごめん、起こしたかな、」
「…寝てました、？」
柳田「うん、寝てた。でも10分くらいかな」
くー、せっかくおんぶしてもらえたのに、
柳田「熱は、しんどい？」
「…ちょっとだけ、」
そういうと、マサさんの綺麗な手が私の額に伸びてくる
「…っ」
思わず目を瞑ると、くすっと笑われた
柳田「緊張しすぎ、笑」
「そりゃ、まあ、、」
柳田「…Aちゃん、急に話してくれなくなったから」
「へ、？」
柳田「不安だった、なんでだろって」
私の右手を握ってそう呟く
私は夢でも見ているのだろうか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 143人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
萌(プロフ) - ﾂｷさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきます、！ (2022年9月9日 0時) (
レス) id: 45dd1b8e2d (このIDを非表示/違反報告)
ﾂｷ(プロフ) - こんにちは！！�盒桐�くん推しの彼女に嫉妬しちゃう石川祐希くんが見たいです！ (2022年9月5日 19時) (レス) id: b98c14a439 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もりもり2 | 作成日時：2022年7月11日 10時
