#42 ページ43
「あれ・・・？健二郎・・・？」
私達が並んでいる乗車口から少し離れた乗車口で見たことのあるいかつい団体が並んでいるｗｗ
三代目のみんなとスタッフの人達だった。
健二郎は私達が来るのを見てたみたいで、私達と目が合うとお腹辺りで小さく手をヒラヒラさせて笑っていた。
そっか・・・
同じ新幹線で帰るようにしてくれたから、時間が遅かったんだ。
「もー言ってくれたら良かったのにね！」
美月ちゃんが健二郎の方を見て言った。
「サプライズってやつだねー(笑)」
周りで誰が見てるかわからないから喋りかけたりは出来ないけど・・・
同じ新幹線を取ってくれたことが嬉しかった。
さっきの事もあって少し広臣を見るのがドキドキした。
広臣は少し下を向いて何かしていた。
携帯・・・？
すると私の携帯が鳴った。
＜着信 登坂広臣＞
え？！広臣？
私は通話ボタンを押してすぐ広臣の方を見た。
「もしもし！」
「さっきは戻れって言ってくれてありがとな。
あれで戻ってなかったら、今頃どうなってたんだろうな・・・。」
「ううん。
私こそ広臣に心配掛けることしちゃったよね。
戻ってって言ったけど本当は来てくれて嬉しかった。私ね・・・・」
やばい、泣きそうｗ
隆二の行動が気になっていたことを正直に伝えようとして言葉に詰まった。
「私・・・」
そう言った時に広臣が言葉を遮るように言った。
「いいよ！・・・言わなくていい。
A？俺がAを好きになった。今、Aは俺のそばにいる。
それだけを信じるよ！」
「広臣・・・。」
「俺について来いよ！(笑)」
ちょっと茶化すようにそう言った広臣はサングラスを取ってニコっと笑い、
手の甲をこっち向けてピースをした。
「うん。」
私はこの人しかいない。
信じてくれた広臣を裏切りたくない！！
電話を切った途端美月ちゃんが嬉しそうに私の腕に自分の腕を組んでギュってした。
その時隆二を見ると、隆二も私を見ていた。
「もう迷わない！！」
そういう決意で隆二から視線を反らした。
また視線を広臣に戻した。
健二郎が広臣の肩にガシっと手を置いてから、私達を指差してドヤ顔ｗｗ
「なんのドヤ顔なのー？！(笑)」
美月ちゃんが私の顔を見て笑う。
私も心から笑えた。
広臣と健二郎がハイタッチをしてるのが見えて
笑い声がここまで聞こえた。
こんな風に笑ってる広臣をずっとそばで見ていよう。
私はずっとずっと広臣と一緒にいよう。
ＥＮＤ
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kei#12(プロフ) - とももさん» 嬉しいです(*ﾉ∀ﾉ)もっと細かく色々書いたら良かったなぁーなんて今でもたまに思います(*≧艸≦) (2013年3月30日 1時) (
レス) id: 481c398d39 (このIDを非表示/違反報告)
ともも(プロフ) - 最後のところで泣いちゃいました。 (2013年3月29日 19時) (レス) id: 622ebcea0b (このIDを非表示/違反報告)
kei#12(プロフ) - こっさん☆さん» こんなまっすぐ愛してくれる人いたら素敵ですよね(*ﾉ∀ﾉ)それが臣ならなおさら♪♪（笑）ハッピーエンドで締めたので次はもっと旨が締め付けられるような想いになってもらっちゃおうかななんて思ってます。（笑）コメントいつもありがとうございます。励みになります (2013年2月6日 8時) (レス) id: 481c398d39 (このIDを非表示/違反報告)
kei#12(プロフ) - ゆりんぼさん» ありがとうございます(T ^ T)コメントを見てヤル気が出てるところもあるので本当に嬉しいです(^-^)臣・・・男前過ぎてかなりやられます(*ﾉ∀ﾉ)このままずっと臣と付き合ってて欲しいくらいですけど（笑）本当にありがとうございます♪ (2013年2月6日 0時) (レス) id: 481c398d39 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりんぼ - ついには1章完結ですね!!臣ファンの私としては、主人公が臣を選んでくれて嬉しいです(*≧∀≦*)けど隆司との関係も気になるので、2章も楽しみにして待ってます!!今までの小説のなかで一番現実味があって好きです＼(^^)／ずーっと続けてほしいです(笑) (2013年2月5日 23時) (レス) id: 14eec80005 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kei#12 | 作成日時：2013年1月12日 22時
