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ライブが始まり、登場のシーンから鳥肌が立っている。
私は奥のほうに見える広臣を見つめていた。
キリッとした目元。
すっとした鼻筋。
キュッと上がる口角。
歌い始めると気合が入ってて、リズムを取ってる姿にドキドキする。
広臣に釘付けになっていた。
そんな時、曲の途中で隆二がシャウトした・・・。
このシャウト、好きなんだよなぁ・・・。
自然とそんな気持ちも浮かんでくる。
やっぱり歌ってる隆二のファンなんだ〜私・・・。
Kiss You Tonightでみんながステージの端まで移動してくる。
毎回みんなの可愛い絡みが見れるからすごく楽しみにしている所。
最初のサビで反対側に向かっていくみんなの後姿を見て可愛さにやられ、
次のサビでこっち側まで来た時だった。
「One Love ふたりで〜」ってフレーズで隆二が人差し指を上げて、
スタンドを見上げ、私を見て歌った。
えっ？！私にやったの？・・・嘘でしょ？！
ギュっと胸が締め付けられた。
「今、隆二・・・Aにやった・・・の？」
美月ちゃんも思ったんだ・・・。
「どうだったんだろう・・・わかんない・・・。」
それ以上喋ったら泣いてしまいそうだった。
Alwaysで広臣が高くなったステージからちゃんと私を見つけて
あの大好きな笑顔で指を指してくれたけど、私はうまく笑えてたかな？
そんな心配をするほど私の心の中は複雑な想いだった。
あっという間に最後のサクラ・・・。
広臣と隆二だけが立ってるステージ。
どんな気持ちで見たらいいの？
私が特別な曲だと言った花火。
広臣は私の方に体を少し向けて歌ってくれている・・・きっとそう・・・。
でも隆二を想って来た曲でもある。
もう花火で隆二を想うのは最後にしようと誓ったのに・・・
もう涙が溢れていた。
美月ちゃんはその気持ちを察してるかのように私の肩を抱いて、ぎゅっと手に力を入れた。
そして背中をトントンってして
「苦しいよね・・・。」ってつぶやいた。
全部わかってくれてるんだ。
私は何度かうなずいてタオルで顔を覆って号泣した。
美月ちゃんは私の手を引いて席から離れた。
会場から出た廊下で止まって号泣してる私に
「大丈夫だよ。ゆっくり考えよう？一人で抱えないで。」
そう言った。
「私、広臣が好きだよ。でも隆二の行動が気になってしょうがないの。」
「わかってるよ。今すぐ答えが出ることじゃないよね・・・。」
会場の中からPowder Snowが聞こえていた・・・。
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kei#12(プロフ) - とももさん» 嬉しいです(*ﾉ∀ﾉ)もっと細かく色々書いたら良かったなぁーなんて今でもたまに思います(*≧艸≦) (2013年3月30日 1時) (
レス) id: 481c398d39 (このIDを非表示/違反報告)
ともも(プロフ) - 最後のところで泣いちゃいました。 (2013年3月29日 19時) (レス) id: 622ebcea0b (このIDを非表示/違反報告)
kei#12(プロフ) - こっさん☆さん» こんなまっすぐ愛してくれる人いたら素敵ですよね(*ﾉ∀ﾉ)それが臣ならなおさら♪♪（笑）ハッピーエンドで締めたので次はもっと旨が締め付けられるような想いになってもらっちゃおうかななんて思ってます。（笑）コメントいつもありがとうございます。励みになります (2013年2月6日 8時) (レス) id: 481c398d39 (このIDを非表示/違反報告)
kei#12(プロフ) - ゆりんぼさん» ありがとうございます(T ^ T)コメントを見てヤル気が出てるところもあるので本当に嬉しいです(^-^)臣・・・男前過ぎてかなりやられます(*ﾉ∀ﾉ)このままずっと臣と付き合ってて欲しいくらいですけど（笑）本当にありがとうございます♪ (2013年2月6日 0時) (レス) id: 481c398d39 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりんぼ - ついには1章完結ですね!!臣ファンの私としては、主人公が臣を選んでくれて嬉しいです(*≧∀≦*)けど隆司との関係も気になるので、2章も楽しみにして待ってます!!今までの小説のなかで一番現実味があって好きです＼(^^)／ずーっと続けてほしいです(笑) (2013年2月5日 23時) (レス) id: 14eec80005 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kei#12 | 作成日時：2013年1月12日 22時
