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智大side
お互いに無言の時間。
俺は先に口を開いた。
智大「えと、なんか、ごめん。」
いや、だってねぇ。
つまり、バボに嫉妬してたってことでしょ?
何それ、
可愛すぎない?
彼女に嫌われていなくて安心した反面、もう少し苛めてみたいという欲が出てしまった。
智大「俺がバボと話すの嫌なの?」
A「............。」
智大「抱きついてたりして嫉妬しちゃった?」
無言のA。
これは図星だろ。
俺は彼女の正面に立ち、頬に手を添える。
智大「ね?答えて。」
そう言って顔を上げさせた。
智大「、っ、」
いや、それはずるい。
顔を上げた彼女は、涙目だった。
恥ずかしかったのだろう。
だけどそれは、俺を煽る興奮材料にしかならなかった。
そんなこと知る由もない彼女は、更に続ける。
A「小川さんが、バボちゃんと抱きついてるの見て....。中身が女の人だったらどうしようとか...色々考えちゃって、」
いやかわいい。
それはかわいい。
いつもはめちゃめちゃクールなのに。
急な涙は心臓に悪い。
もう我慢の限界。
はい、強制終了。
A「っぇ、小川さん、!」
智大「んー?なにー?」
A「いや、何じゃなくて降ろしてもらっていいですか?」
智大「えー、やだ。」
A「いや、やじゃなくて、」
智大「いいでしょ、別に。すぐ降ろしてあげるからさ。」
A「..........。」
何を言っても通じないと分かったのか、Aは黙った。
連れてきたのは寝室。
いやぁーね?
しょうがないじゃん。
案の定驚いているA。
そりゃそうだ。
A「えーと、小川さん?」
智大「なーに?」
A「なーに?じゃなくて、今すぐ退きましょう。」
智大「やだ、だってAが悪いんだよ?俺の前で泣くから。」
A「いや、泣かせたのは小川さんでしょ?」
智大「なんか言った?」
A「いえ、何も」
智大「まぁまぁ、いいでしょ。Aが頑張ればすぐ終わるよ。」
A「..........っ、」
そういう顔もかわい、
「たくさんないてね、」
ーーーーーーー
とりあえず3人、試しに書いてみました。
口調等、コメントでアドバイスくれると嬉しいです!
これからよろしくお願いします!
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の(プロフ) - 過呼吸系見てみたいです。13番希望です… (11月4日 2時) (レス) @page49 id: b4427a8e53 (このIDを非表示/違反報告)
Lucy quin(プロフ) - 小川ちゃんの書いて頂いてありがとうございます。最高でした。おかげで元気になりました。 (11月3日 23時) (レス) @page49 id: e8f31a56eb (このIDを非表示/違反報告)
Lucy quin(プロフ) - ちょうど女の子の日だったので助かりました。小川ちゃんバージョンのも見てみたいです (10月31日 23時) (レス) @page42 id: f21a439e1d (このIDを非表示/違反報告)
いるか(プロフ) - 初コメ失礼します!いつも心臓鷲掴みにされながら読んでおります…!はやく熱下がりますように…。 (10月30日 23時) (レス) @page39 id: dea919b6b8 (このIDを非表示/違反報告)
ネオンライト - 初コメ失礼します。他の選手たちやほのぼの系のお話も見てみたいです! (10月18日 15時) (レス) @page12 id: 1121998891 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きょれっくす | 作成日時:2023年10月17日 10時