龍の素顔

〃 ページ9

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
Aside


最近私は怒っている。
いや、怒っているというより____。





結論から言うと、嫉妬している。





誰に？





そう！！
あのバボちゃんに！！










時は数日前______。


男子バレーW杯があった。
もちろん私は応援に行った。


だけど見た？
あのバボちゃん。


可愛いからいいけどさ、
いいけど.....。



あんなぬいぐるみに嫉妬するなんて.....。
私の器もまだまだ小さいなと実感した。


それから小川さんには少し態度が変わってしまった。
変えようと思った訳ではなく、変わってしまった。










そんな矢先。
小川さんから声がかかる。



















智大「......今日夜空いてる？」


できれば会いたくなかった。
別に嫌いって訳じゃない。



むしろ大好きです。
けども！！！


バボを見ると！！
中身が女の人だったら.....。










うわ、相当病む。



















そしてなう。
私は小川家にいます。


そしてへるぷみー
誰か助けて。










智大「ねぇ、最近俺のこと避けてるでしょ、」

A「..........。」


いや、心当たりしかねぇー。
というか、離れてほしい。


めっっっっっちゃ恥ずかしい。





今私は小川さんに後ろから抱きつかれている。
しかも、耳元で話して来るんだわ、この27歳。


破壊力抜群すぎて。





智大「.....みみまっか、」

A「っ、！ぁの、ほんとに、」

智大「_____かーわい、」


更に小川さんは攻めて来る。


智大「ねぇ、なんで避けてるの？何かした？言わなきゃ分かんないんだけど。」

A「.......っ、」

智大「ほら、はやく」

A「...........。」

智大「言わないの？なら、無理にでも言わせるけど」


そう言って、私の顎を掴み上を向かせる。
喉元がしまって、息が吸いづらい。


智大「ほーら、」

A「....っ、小川さんがっ、」

智大「俺が？」

A「.....バボちゃんと仲良くしてるから.....。」

智大「.........え？」


私がそう言うと、小川さんは拍子抜けしたようにパッと手を離した。

正確には"離れてしまった"かな？


まるで、その答えは予想してませんでした。みたいな、





腹立つ.....。





智大「........。」

A「...........。」


お互い無言の時間が続く。



















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割と長く書いてしまっている。
口調が難すぎて納得がいかない作者。
　

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