龍の素顔

〃 ページ25

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
服を着ていない藍さんを見るのは初めてだ。

いつもは大体、黒いシャツをきて出て来る。
それでも、結構緊張するんですけどね......



私が、無言のまま立ち尽くしていると藍さんが声をかけてきた。


藍「A、？」

A「、！あ、はい、」

藍「ぼーっとしとるみたいやったけど、大丈夫？」


藍さんの声は聞こえて来るけど、頭がうまく回らない。
それよりも、早く服を着て欲しい。


藍「......あぁ、そうゆうこと、」


なぜか1人で納得した藍さん。



















A「っ、！はっ？」


急に近づいて来る藍さん。
顔を耳元まで近づけて喋る。


藍「俺の裸に、緊張したん？」

A「っ、別に、」

藍「ふーん、」


そう言ってにやにやしてくる藍さん。
もう切実にやめて欲しい。


すると藍さんが突如の爆弾発言。



















藍「ま、普段から俺の裸見とるもんな、」



















A「、っ、ちょ、」

藍「顔赤くなってんで？笑」



















かーわい、



















これもまた耳元で話して来る。

もう本当にやめて欲しい。
かっこいいから....まじで、


藍さんかっこいいんだから....



でも、それを藍さん自身が自覚してんのがずるい。
分かってやってんだろ、それ










私はもうピークに達していた。
恥ずかしすぎて死にそう.....。


でもそれを分かっている藍さん。



















藍「ほーら、答えて？俺の裸に照れたん？」

A「......っ、」










この人はずるすぎる......。



















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