龍の素顔

〃 ページ16

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
藍side

ピンポーン、と玄関のチャイムが鳴る。





今日俺が呼んだ理由。





そう！！
俺は怒っとる！！


今日Aと祐希さんが喋っていた。
内容は俺がチャラいこと。

俺がチャラい？？
どこをどう見たら？


なんかちょっとむかついたため、Aを家に呼んだ。



















俺はこう見えて、ちゃんと一途やから______



















Aside


藍さんの家に向かい、チャイムを押すと秒ででてくる藍さん。


もはや特技になりつつある。


そんな藍さんは、私を先に風呂へと進めた。
まぁ、断る理由もないので先に入らせてもらう。


30分ほど入らせてもらい、すぐに出る。
すると藍さんが交代で風呂に行った。



なんかいつもより目が合わないなー、なんて。



















気のせいかな_______？



















藍side


風呂から出たAは、いつもより色気が出ていた。
風呂出るだけで、色気ダダ漏れて。


おかしいやろ、


Aのことを直視できず、自分も風呂に向かう。










やばい。
なんか緊張してきた。


どないしよ、



















まぁ、なんとかなるだろうと思い、風呂から出る。


目の前にはソファに座っているA。
俺が出たのには気づいていない様子。


ほーん？
Aさんは、スマホに夢中ですかぁー？










何故か、少し気に入らなくてAの背後にまわる。


白いうなじを、つぅー、と下から上へなぞると、びくっとするA。

慌てて後ろを振り向く。
やっぱ気づいてなかったんや、


ほんま、チャラいのはどっちだか、










そこから、本題へはいる。



















藍「なぁ、俺ってチャラいん？」

A「え、」



















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