2 ≫ 飼い猫。 ページ2
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「ベポ〜！ローさんに怒られちゃった…！うぅ…」
朝、ローさんを起こしに行ったのに、つい魔が刺してベッド入り眠ってしまった。
ベ「A、今日も怒られたんだ！」
「お前はもう少し自覚を持てって言われた…」
私が、クルーとしての自覚が足りないから…
何で私、ローさん起こしに行ったらいつも寝ちゃうの！
ペ「あ〜でも、キャプテンの気持ちわかるな」
「クルーの自覚足りない…？」
シ「いやぁ、違うだろ！
…ん〜！Aになんて説明すれば良いのか…」
私とベポの会話を聞いていたペンギンとシャチが、
うーんと項垂れ出した。
ロ「別に、説明しなくていい。こいつは猫だ。」
「あっ！もう！猫じゃないです！人間です！」
ローさんが気配も無く私の後ろに立っていた。
驚きながらもそう反論すると、
ロ「お前は俺の飼い猫でクルーだ。どっちもだろ」
と、返された。
「こんな猫、飼い猫に欲しいですか…？」
そう聞くと、ローさんはふっと微笑み、
ロ「…さァな」
そう呟くと食堂の方に歩いて行った。
「へ、返事貰えなかったああ、ベポぉぉお」
半泣きでベポに抱きつくと、ペンギンとシャチは
私にいやいやいや！！と、大きな声をだす。
「…え？なに…？」
ペ「A、キャプテンのあの微笑み見てなかったのか！？」
「え…でも、さぁなって…」
シ「そりゃ、お前を飼い猫に欲しい。なんて、
恥ずかしくて言えないだろ誰でも！」
「そ、そうなの…？」
「「そうだ！！」」
ペンギンとシャチが息を合わせて言う。
それと同時に私の頬が緩む感覚。
「ふ…ふふ…！ローさんの所行ってくるー！」
怒られたことなんて、いつのまにか忘れて、
一目散に食堂へ駆け出した。
ペ「わかりやすいよなぁ
耳と尻尾出てるの気付いてんのかな？」
シ「あの様子じゃ気づいてないな」
ベ「俺もAと一緒に食堂…「「空気読めよ！」」
…すみません…。」
今日もハートの海賊団は平和です。
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っちゃん - 面白いです！！頑張ってください！！ (4月2日 21時) (
レス) @page22 id: e208a5b636 (このIDを非表示/違反報告)
なの。(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます！更新不定期で申し訳ないですがこれからもよろしくお願いします！ (2019年10月21日 23時) (レス) id: a222c34c2b (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く面白く良かった作品です。続きが凄く楽しみです。今後も無理せず自分のペースで更新頑張って下さい。 (2019年10月21日 19時) (レス) id: 03dd8ecefd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なの。 | 作成日時：2019年10月8日 19時
