. ページ41
神宮寺side
太田さんは、俺が話すって分かって聞く態勢になって真剣且つ優しい目を向けてくれたから気が軽くなって話しやすい雰囲気を感じた
一呼吸置いて口を開く
神「ちょっと恥ずかしいんですけど…
僕身体弱くてしょっちゅう体調崩したり病気かかったりしてて…
だからそのたびに仕事休んだり看病してくれるメンバーの仕事も延期させちゃったりマネージャーさんにはスケジュール調整の手間かけさせてたりで迷惑かけてばっかりなんですよね…」
太「みんな迷惑なんて思ってないんじゃない？
本当に神宮寺くんのことが大切だからそこまでしてくれるっていうか…」
神「そうなんですけど… みんなが僕のこと想ってくれてるの分かるんですけど…
だからこそメンバーやマネージャーさんには言えないんですけど、僕がもうちょっと丈夫だったらこんな負担も心配もかけなくて済むのにって思ってて…」
太「そっかぁ……
あ、それならちょっと手助けしてあげれるかも。
サプリメントって使った時ある？」
サプリメント……
神「あ…なんか薬みたいなイメージです…」
薬、苦手って言うの恥ずかしいな…
なんて俺の不安をよそに鞄の中をガサゴソしてる太田さん
太「あ、これ、自分がよく飲んでるサプリメントなんだけど、
免疫細胞を活性化させてくれる働きがあるやつなの。
風邪ひきにくくなったり、1番感じるのはあまり疲れを感じなくなったかな」
神「へぇ…すごい…」
太「飲んでみる？いっぱいあるからどうぞ」
そう言いながらそのサプリメントを小さいお皿に出してくれる太田さん
え…薬苦手なのに… なんかめっちゃ茶色いし…
太「サプリメントだから薬臭さもなくて、チョコに近い味なんだよ」
チョコか…
ちょっと信じ難いけど、太田さんが言うなら大丈夫かな
そう思って恐る恐る一粒口に入れてみた
神「ほんとだ…チョコみたい…」
太「これあげるよ。朝と夜2回飲んでみて、
飲むのきつくなったら全然気にせずやめてもらって構わないからね。」
神「はい…ありがとうございます！」
太田さんは新品の箱を渡してくれて、この商品を買うサイトも教えてくれた
この時はこれで健康になれるならありがたいなんて呑気に考えてて、後にあんなことになるなんて知らなかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 215人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Rurun(プロフ) - じいさん» お医者さんや付き添いのメンバーの希望はありますか？ 確認不足で書き忘れてしまいすみません。勝手ながらお返事まで、順番交差してしまいますがご了承くださいm(__)m (2020年8月1日 11時) (
レス) id: 19e0b9741b (このIDを非表示/違反報告)
カナ(プロフ) - リクエストなのですが神くんが拒食症になって経鼻経管栄養をされるお話が見たいです！お医者は岸くんでメンバー皆でサポートする感じで結構嫌がったり泣いたりする感じが良いです！よろしくお願いします！ (2020年7月27日 17時) (レス) id: 999039925c (このIDを非表示/違反報告)
いわれんティアラ(プロフ) - リクエストいいですか？ 神宮寺くんが高熱を出して，座薬や、診察をされるっていうのお願いします！付き添いは玄樹くんで！ (2020年7月25日 0時) (レス) id: 5f824348f5 (このIDを非表示/違反報告)
じい - わざわざありがとうございます。鼻が折れてしまって鼻の形を治すため治療みたいなのでお願いします (2020年7月24日 16時) (レス) id: a1c4202401 (このIDを非表示/違反報告)
Rurun(プロフ) - じいさん» リクエストありがとうございます。申し訳ないのですが、鼻骨骨折のイメージがあまり湧かないので、お手数ですがもう少し細かくリクエストいただけると助かります。全てお任せいただけるのであればそれでも大丈夫ですがご希望に添いたいのでお声かけさせて頂きました。 (2020年7月21日 22時) (レス) id: 19e0b9741b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Rurun
| 作成日時：2020年7月3日 21時
