【電王】とりあえず{仮契約}で！ (ページ6)

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孤独は願いと引き替えにページ6

ユ『…では、言え』

貴「うん。
あのね私…友達がほしい。
…家に遊びに来てくれる位の。
あ、でも…恋人もほしいな」

ユ『おい…
願いは一つだと言っただろう』

貴「うーん、だってー…」
ユ『…はぁ…仕方がない。
特別にまとめてやる…。

…他人との繋がりを得る、
でいいか？』

貴「…うんっ！」

ユ『聞き届けた。
明日、体を貸せ』

貴「…体を、貸す？」

ユ『そうだ。
…分かりやすく言うと憑依。
自分がAに成り代わり
行動する、と言う事だ』

貴「あなたが、私に憑依して…
ええと…うんん…？
んー…ユキミ…、
幽霊みたいなものなの？」

ユ『少し違う、が…
説明しても分からないだろう…
まぁ、特性は似たような物だ
イマジン、と言う』

貴「イマジン…」

ユ『人の想像力や記憶を
頼りに生きる存在だ
…Aの想像力で
この容姿も創られている』

貴「あー、それでかぁ」