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久しぶりに見た彼は少し大人びた?のかな。


相変わらず可愛らしい顔だったけどどこか大人びた空気が漂っていた


『今日はごめんね、急用のお仕事が入っちゃって。


見たかったなー。』



龍「大丈夫です、今日は負けちゃったんで


だからまた見に来てくださいよ。



また急に居なくなったりしないでくださいよ」



溢れんばかりの涙を目に溜めながらそう言う彼



『うん笑、わかったよ』



なんか昔のこと思い出すな〜、なんて事を思いながらもたわいもない話を続けた。



『背伸びたね〜、びっくりした


もうすぐ17歳になるんだっけ?ちゃんと勉強してるー?』



龍「してますよ?アニメも見てるしダンスもしてるし。


僕はなんも変わってないです、、



Aさんのこと好きなのも」



真剣な眼差しでそんなことをサラッという彼、、


モテそうだなぁー、笑笑



龍「ねぇ、


また会えるんですか?」



『ちょっとそんな子犬みたいな顔で見つめないでよ笑』



龍「だって、、僕本当にずっと会いたくて


現場にも行ったし」



『えぇ!?そうなの?なんでチェキ撮らなかったの?』



龍「緊張して撮れなかった、」



『ちょっと!笑笑


じゃあそろそろ帰ろっか、龍くんのママ心配するし』



龍「やだ。帰りたくない」



帰ろうとベンチを立ち上がるもその場から動かない彼


『もー17歳にもなるのにやっぱ何にも変わってないね、笑


ほら駅まで送るから、行こ?』


私が手を差し出すと彼は私の手を握り渋々と歩き始めた



『うわ〜手もおっきくなったね!』



龍「Aさんがちっちゃくなったんじゃないですか?」



そう言うと彼は私の頭をぽんぽんと叩いた



『あ、こら!笑笑』












『じゃあ、、またね?』



龍「うー、はい」



駅までの向かい道から駅に着くと明らかにテンションが下がっている



『お母さんにも宜しくね、気を付けて帰るんだよ』



龍「Aさん、



絶対また会えますよね?」



『うん、会おうね』



龍「はい、、じゃあまた」


そう言って彼は改札を通って行った

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ムぺム(プロフ) - ありがとうございます。まだまだ入院が長引きますがこの小説で元気を貰っています。 だからリハビリが終わったら小説をベッドで読んでいます。🥰  楽しみに待っています。💖 (11月13日 22時) (レス) id: 61713ba595 (このIDを非表示/違反報告)
作者より - ムぺムさん» ムペムさんお久しぶりです🥺お身体は大丈夫ですか?私もムラさんのお誕生日でパワーが貰えました笑少し落ち着いたらムラさんのお誕生日エピソードも書こうと思ってますのでそれまでお楽しみにお待ちください😌 (11月13日 20時) (レス) id: 5d626c2b8f (このIDを非表示/違反報告)
ムぺム(プロフ) - 今日はムラトミさんの誕生日病室のベッドで動画を見てお祝いしています。この小説から元気を貰っています。 これからも頑張って下さい応援しています。 (11月12日 10時) (レス) id: 61713ba595 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - しゃーぷねすさん» 暖かいコメントありがとうございます🥹私も🦉くん推しなのでこれからもご愛読頂けたらと思います🤎 (11月3日 1時) (レス) id: 48f53410e3 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぷねす(プロフ) - 初めまして突然ですが最高すぎます…😭最推し🦉君なんですけど、なかなか🦉君だけのお話ってなくて…!栄養もらいましたありがとうございます!!!! (10月22日 0時) (レス) @page8 id: 323db9684e (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2023年10月9日 22時

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