恋ばっか〜の【RAB】

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『あー、それね


私も今日事務所には話したんだけど公表するのは控えてほしいって笑』



龍「やっぱそうですよね」



電話口にはいつもよりも若干声のトーンが低い龍



『今季のアニメのイメージ的にもだし、来月のイベントもあるしあんまり騒ぎにはしたくないみたい


龍的にはどう？』



龍「僕も今日メンバーとも話したんですけどAさん次第で考えようと思ってたんでそれで大丈夫です」



『そっか


んで？どうしてテンションが低いの？笑』



龍「、、、隠すって言い方はあんま聞こえが良くないですけど


公表しないってなるとAさんと外出歩いたり僕の大会応援に来てもらったり、、


関係を隠し通すのが難いのかなと思って」



『んー、まあそうだね、


龍はまだ高校生だしそうなっちゃうよね、』



相手はまだ17歳の青春真っ只中の高校生。


"普通"とは違う付き合い方に困惑するのも無理はないよね。



龍「いや、！別に僕はAさんとお付き合いできてるだけでなんともないんですけど、、」



『そんな我慢したりしなくてもいいよ？笑


外出歩くにしろ龍の大会の応援に行くにしろ変装なりなんなりの手段はあるし、


またこの前みたいに私のお家に来たっていいんだし』



龍「、、、家は僕の理性保つのに必死になるから嫌です」


明らかに声が小さくなりそう言った



『ぷっ、笑


取り敢えず龍がそんな悩んだりしなくていいんだから、ね？』



龍「、、分かりました」




『大好き』




龍「、、！？！？



うわぁああああああ！！！



そんな急に言わないでくださいよ！！、！！！」



『だって龍が元気出してくれないんだもん笑』



龍「元気ってか心臓飛び出て死にそうでしたよ、、！！


ああ、マジでやばい


俺の心臓持たない」



『なにそれ笑


で？龍は好きなの？』



龍「好きですよ！！！！


僕も大好きです」



なんやかんやでその後も今日あった事だったりアニメの話だったりをして電話を繋げたまま寝落ちた笑

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