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『んっ、、、』
よく寝たなぁと目を開けると目の前には白い天井。
そして手に繋がれている温かい感触。
『、、紗来、ちゃ、ん、、、、？』
紗来ちゃんだと思った。
今、私の傍に居てくれるのは紗来ちゃんしか居ないから。
でもそこに居たのは紗来ちゃんじゃない別の人。
疲れていたのか体操着を着たまま
私の手を握ってベッドに伏せて寝ている彼。
誰だか理解出来るまでそう時間もかからなかった。
『ふか、だくん、』
あの時、気がついたら目で追ってしまっていた
黄色い歓声を受けていた張本人。
深田くん。
「、、んっ、、、、、あっ、俺、寝てたっ、、て、
えっ、、いつの間に起きたんっすか！？
大丈夫ですか！？頭痛くないっすか！？
あと、ほら、手とか体とかどっか痛いとかないっすか！？」
起きたと思えば質問攻め。
ああ、そうか。私、体育の時間にボール当たってそのまま、、
『うん、大丈夫、。ちょっとほっぺが、ね、』
一応ジャニーズ。デビューしてないとはいえ芸能人。
自分自身の体や顔は1番の商売道具。
仕事とかこれから大変だなぁと思っていた。
するとすっと頬に伸びてきて包み込む手。
「俺の不注意ですいません。
可愛い顔に傷つけさせちゃいました。」
早く治れ早く治れと頬を撫でる彼。
不覚にもドキってした。
ついつい目で追ってしまっていて、
触れられて鼓動が早く激しくなって、
頬がさらに熱くなって、
胸が苦しくなって、、。
『っ、、、じゃあ、責任、とってください、』
「そうっすね、責任とらなきゃいけないっすよね。
慰謝料とかお見舞いのお菓子とか渡す『いや、』え？」
『私の、友達になってくれません、か、、？』
これが私たちの出会い。
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「俺たちも大きくなったよなぁ」
『あの時竜生が私の顔にボール当てなかったら
友達にすらならなかったかも(笑)』
「俺ほんとに焦ったんだからね！？
女の子の顔にだし、入所して忍者になってからAが
ジャニーズなの知ったけどアイドルにぶち当ててたんだし！！」
まじ傷残らなくてよかったぁ、とまた私の頬を撫でる。
あの、出会った頃、みたいに。
ラッキー忍者
山井飛翔
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みーみ - この作品大好きです！いつでもいいのでLilかんさいとの絡みが見たいです！ (2022年7月13日 23時) (
レス) @page34 id: cfab018c92 (このIDを非表示/違反報告)
深。 - 嫉妬する深田君が見たいです。 (2021年7月26日 19時) (レス) id: 277af71faa (このIDを非表示/違反報告)
らぶたん - いつも素敵なお話ありがとうございます！深田くんと夜ベットでイチャイチャするお話お願いします！ (2021年4月12日 0時) (レス) id: d07ee8ef54 (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - 【リクエスト募集中】 (2021年3月7日 19時) (レス) id: 4418459cc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lily | 作成日時：2021年3月7日 19時
