鬼狩り少女の体育祭Ⅱ (ページ24)

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陸拾捌ノ牙ページ24

『急げ〜』

早く一緒にご飯食べよ

デク「話って…何…？」

という声が聞こえてきた
誰かが話してるのかな、と思い少しのぞいてもたら

デク「早くしないと食堂すごい混みそうだし…」

そこにはデクと焦凍がいた

そして焦凍はデクのことを睨みつけていた

かっちゃんとはまた違う、冷たい威圧感

焦凍「気圧された、自分(てめえ)の誓約を破っちまう程によ」

さっきの使えば有利な場面でも使わなかった、左側のことか

焦凍「飯田も上鳴も八百万も常闇も麗日も…感じてなかった、最後の場面、あの場で俺だけが気圧された。本気のオールマイトを身近で経験した俺だけ」

だからデクが個性を使ったとき一瞬、使わないって言ってた左側を使ったのか

デク「……それ、つまり…どういう………」

焦凍「同様の何かを感じたってことだ。なァ………オールマイトの隠し子か何かか？」

……そう来るのか…

なんか焦凍って、ズレてる…？

デク(な…なるほど…そうなるのか…！！)

デク「違うよ、それは……って言ってももし本当にそれ……隠し子だったら違うっていうに決まってるから納得しないと思うけどとにかくそんなんじゃなくて…………そもそも、その…逆に聞くけど…なんで僕なんかにそんな……」

焦凍「……「そんなんじゃなくて」って言い方は少なくともなんかしら言えないっ繋がりがあるってことだな」

デク嘘つくの苦手なんだね…

伊之助と似てる

焦凍「俺の親父はエンデヴァー、知ってるだろ。万年NO2のヒーローだ。お前がNO 1の何かを持っているのなら俺は……尚更勝たなきゃならねぇ」