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拓弥side
匠「海、少しは落ち着けって。何をそんなビビってんだよ」
『は?何もビビってない』
匠「口悪くなる時はビビってんだよ。すみませんね、海が話そうとしなくて」
拓「あ、いえ…」
海の友達が持ってきてくれた紅茶は、ほんの少しだけ、ほろ苦かった。
匠「Aちゃん取られるとか思ってんの?そもそもお前のものじゃないし、お前彼女いるんだろ」
『え…なんで知ってんの』
匠「Aちゃんが来たんだよ。この店に」
『は!?』
匠「海のこと、色々話したし話してくれたよ。あ、そうだ。手紙渡しといたから」
『えなんで!?捨てろって言ったよね!』
匠「あんな気持ちこもってるやつ捨てられるわけないだろ。」
『…………終わった…』
俺には、2人がなんの会話をしているのか全く分からなかった。
置いてかれてる会話に少しでも混ざりたい反面、海ときちんと話すならぐったりなってる今だと思った。
海に怒りの感情を覚えさせず、ひと言で全てを話してくれそうな…今の全ての状況を打破するような言葉を
俺の足りない頭で必死に考えた。
拓「…海はさ、…苦しくないの?」
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どうも、ましゅまろです。
稜雅さんとユーキさんに相談聞いてもらいたいっていうましゅまろの願望が入ってます。
親身になってくれそう、好き。
ここでお話がいっぱいになったので、移行したいと思います。
皆さん、全然そう感じないけど一応このお話のメインは海くんです…。
全然目立ってなくてごめんなさい…
この先もこんなスタンスです…ごめんなさい…
それでは、次からは『勿忘草〜second〜』をよろしくお願いします!
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@yuru_fuwa_mo_so ましゅまろ
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作者名:ましゅまろ | 作成日時:2020年3月19日 1時