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あなたside
窓から入る日差しが眩しくて目が覚めた。
時計を見てみると、もうそろそろ起きる時間だ。
少し早起きしちゃったのに目覚めはよくて、二度寝じゃなくてゴロゴロすることにした。
昨日は匠海くんと3時間くらい電話してた。
自分でも引くくらい話がとまらなくて、てもそれをちゃんと聞いてくれる匠海くんが嬉しくて。
すごく楽しい夜更かしだった。
でも、昨日のことを思い返すと同時に出てくるのはたくちゃんのこと。
…どんな顔で会えばいいの。
いや、でも向こうは何も考えてないかもしれない。
友達として！言ったのかもしれない。
…なんて都合のいい解釈できないのが私。
結構な自意識過剰な部分がある。
でもあの言葉は…
考えようとしたところで、うるさいアラームがなった。
…やめよう。考えるのは。
私の中に閉まっておいて、なかったことにしよう。
匠海side
拓【お前と電話してほしくなかった】
匠【それ、なんて呼ぶか知ってる？】
拓【嫉妬とかいうんだろどーせ】
匠【嫉妬っていうか、独占欲のほうかな。俺と電話してほしくなかったんでしょ？】
拓【うん】
匠【俺だけ見てろってことだよね。それって立派な独占欲じゃん】
拓【何が言いたいの、お前】
匠【好きなんでしょ、Aちゃんのこと】
拓【独占欲あれば好きってことになんのかよ】
匠【それは分かんない、人による。でも拓弥の場合は見ててわかるよ】
拓【俺は分かんない】
そこからは、何を送っても返信はなかった。
これは…まだ気付いてないな。
それか、気付いてて気付かないふりしてる。
クールだからな。恋とか慣れてなさそう。
早くしないと
お前がモタモタしてるうちに
俺がAちゃんのこと奪っちゃうよ
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ましゅまろ(プロフ) - 愛彩さん» ありがとうございます、頑張ります！ (2019年1月29日 22時) (
レス) id: 5ab9ecd76e (このIDを非表示/違反報告)
愛彩 - 面白かったです。更新楽しみにしています。 (2019年1月25日 18時) (レス) id: 2c5245a4fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ましゅまろ
| 作成日時：2019年1月10日 1時
