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あなたside
おそるおそる、【草川拓弥】から電話に出る。
「…も、もしもし…」
昼間の事から、少し気まずい。
のは、私だけなのかもしれないけど。
『あ、もしもし…』
もしもしだけ言って、その後は私もたくちゃんも沈黙。
え、なにこれ？
電話…繋がってるよね？
「…たくちゃん…？」
『…あ、うん』
「…なんか用事あった？」
『いや……ない』
は？ない？
なんだ、じゃあほんとに間違いだったんだ。
「電話、間違いだったの？」
『あ、それは…うん。間違い』
「そ、じゃなんで今かけてきたの？」
『あっと…なんとなく？』
「…用ないなら切るよ、私用事あるの。バイバ…」
『用なら！！…ある…かも？』
耳元で大きい声を出すから、咄嗟に30cmほど離した。
なんだよ用あんのかよ。
「なに？早く言って」
『…いや…ない』
「…なに、ほんとに。からかってんの？」
たくちゃんのおどおどした態度に、若干イラついてきた。
男だろ！シャッキリせい！！←
『…匠海と…電話するの？』
なんで知ってんのって思ったけど、帰り一緒だったし。その時喋ったのかな。
「そうだよ。だから用事ないなら…」
『しないで』
「…は？」
『匠海と電話なんて…しないで』
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ましゅまろ(プロフ) - 愛彩さん» ありがとうございます、頑張ります！ (2019年1月29日 22時) (
レス) id: 5ab9ecd76e (このIDを非表示/違反報告)
愛彩 - 面白かったです。更新楽しみにしています。 (2019年1月25日 18時) (レス) id: 2c5245a4fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ましゅまろ
| 作成日時：2019年1月10日 1時
