19. ページ19
·
学校を出て少し歩いたところで、スマホがないことに気付いた。
「え、まってスマホない」
ひ「はぁ？よく探した？」
「探した！…忘れたのかな…ちょっと取ってくる！」
ひ「急いでよ、待ってるから」
「うん、ありがと！」
急いで部室まで取りに行く。
部室になかったら思いつかんな…
走ってた勢いのままドアを開けようとした所で、
開けるのをやめた。
だって中に人がいたから。
それに、私のファイルを見てる。
1ページずつ、丁寧に。
その動作をみてると、その人がカバンからふせんを取り出した。
「……えっ…」
頭にものすごい衝撃が走ったような気がした。
…彼は、もしかしてふせんさん！？
ずっと会いたくて仕方なかった人に、こんな簡単に会えていいの！？
まだ整理がつかない間にその人はどんどんふせんを貼っていく。
…ドア…開けれない…。
でも開けないと…ひめり待たせてるし…
ドアの前で1人で悶々としていると、後ろから肩を叩かれて変な声が出てしまった。
『え、なんちゅう声してんだよ』
「…なんだたくちゃんか、脅かさないでよ…」
·
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 358人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ましゅまろ(プロフ) - 愛彩さん» ありがとうございます、頑張ります！ (2019年1月29日 22時) (
レス) id: 5ab9ecd76e (このIDを非表示/違反報告)
愛彩 - 面白かったです。更新楽しみにしています。 (2019年1月25日 18時) (レス) id: 2c5245a4fc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ましゅまろ
| 作成日時：2019年1月10日 1時
