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12. ページ13

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あなたside





正直、学校に行きたくなかった。





次はどんないじめをされるんだろうって





こわかった。





先輩が教室まで送ってくれて、でも先輩が行ってしまうとまたいつも通り。





女子達のコソコソ話に、痛すぎる視線。





教室に居ずらくて、屋上に逃げた。





鍵が壊れてるっていうのは噂で聞いたことあるけど、本当に壊れてるなんて思ってもみなかった。





初めて来る屋上は、思った以上に広くて綺麗。





そして何より、真っ青な空がすごく気持ちいい。





1限目開始のチャイムなんて聞こえないフリをして、地べたに腰を下ろした。





海「あれ、先約だ」





ドアの開く音がして振り返ると、小笠原先輩がいた。





「おはようございます、小笠原先輩」





海「おはよって…笑 何してるの?授業中だよ?」





「先輩こそ。授業中ですよ?」





海「ふは、確かに。俺はね、たまにここに来て授業サボってんだ。」





「そうなんですね…」





そういえば、サボりそうな見た目してる。





色落ちし始めたのか、何色か分からない髪色。
ピアスも開いてて、
おまけにひと目で女子をトリコにしそうな甘い顔。





顔面偏差値高すぎか。





海「Aちゃんは?」






「へ?」





海「Aちゃんは、なんでここに来たの?授業サボるようなタイプじゃないでしょ」





「…まぁ、いろいろと…」





海「もしかして…太陽のせい?」





"いろいろ"でなぜ先輩にたどり着くのか分からないけど、正解っちゃ正解だかもしれない。…でも、





「…違いますよ」





でも、引き受けたのは私だから。
こんな目にあうっていうのは、わかってたはず。
彼女役を引き受けた時点で、自分の責任なんだ。





「自分のせいです。自分が悪いから。先輩は関係ないです」





海「…その言い方してる時点で、太陽が関係してるっていうのはバレバレなんだけど?」





ゆっくりと近付いてきて、私の隣に腰を下ろす。
まっすぐ私の顔を覗いてくるから、そのなんでもお見通しのような瞳に吸い込まれそうになる。





海「…話してくれないかな?昨日、何があったか」









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ありがとうございます<(_ _)>

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ましゅまろ(プロフ) - 千羽さん» コメントありがとうございます!すごく嬉しいです!頑張りますありがとうございます! (2018年12月23日 10時) (レス) id: 5ab9ecd76e (このIDを非表示/違反報告)
千羽(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます!いつも、次の展開が気になります!それに見入ってしまいます(笑)私はタカシくんが大好きなのでタカシくんとくっついて欲しいと切実に願ってます!更新大変かと思いますが頑張って下さい!楽しみに更新されるの待ってます(^o^) (2018年12月23日 3時) (レス) id: 049a9afd19 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ましゅまろ | 作成日時:2018年11月29日 17時

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