任務４「慣れない武装」 ページ4
A「お……らぁっ！」
渾身の力を込めて、デュアルブレードを振るう。刃が斬り裂き、猿のようなエネミー、ウーダンは悲鳴を上げて崩れた。
A「うーん。ツインダガーみたいなもんか」
カトリ「ツインダガーではありませんよ？」
Aの言葉に、カトリが修正を入れる。
A「分かってるって。どうにも分からないな」
Aはニューマンにしては戦闘のセンスこそ高かった物の、フォトンの扱いにはあまり長けていなかった。というか、ただたんに必要としなかったため、使い方を忘れているといえる。
サガ「少し戦闘が荒削りだな。バウンサーとは、支援と攻撃を両用できる特殊なクラスだ。そこも、考慮してほしい」
A「わかりました」
サガの言葉に、Aは頷いた。
しかし、手放した勘というのは、中々取り戻せる物でもなく、AはまだデュアルブレードのPA(フォトンアーツ)はおろか、ジェットブーツを使えないでいた。
A「参ったな」
さしものAも頭をかいた。
不可抗力とはいえ、折角この任務に就いたのだから、全力を尽くしたいというのがAの考えだった。しかし、どうにも感覚を取り戻すことができない。
バツが悪そうにしていると、不意に、耳元に通信が響いた。
ヒルダ『胴体熱源多数。油断するなよ』
A「あ、ヒルダさんこんにちは」
ヒルダ『…任務中だ。私語は慎め』
サガ「……何かくるぞ」
サガが、そう言った次の瞬間、大量の現生成物がわらわらと湧いてきた。
カトリ「こ、これは…」
A「さて、行くか」
Aは不安そうに呟くカトリの頭に手を乗せてから、敵の前に躍り出た。
任務５「張り詰めた環境で」→←任務３「この日は来るべくして来た」
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デルテチーノ - 菊さん» 楽しみにしてます! (2015年6月23日 7時) (
レス) id: cb63dc8bfd (このIDを非表示/違反報告)
菊(プロフ) - デルテチーノさん» カトリ大好きなんですよね(同意)頑張って面白い物を作り出して行きます！w (2015年6月23日 0時) (レス) id: 757134f30c (このIDを非表示/違反報告)
デルテチーノ - ぷそやってて俺カトリ好きなんですよねw←(どうでもいいだろw) (2015年6月23日 0時) (レス) id: cb63dc8bfd (このIDを非表示/違反報告)
デルテチーノ - 続き楽しみにしてます!!! (2015年6月22日 23時) (レス) id: cb63dc8bfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菊 | 作成日時：2015年6月22日 21時
